ヨーロッパアルプス遠征

 

2000年7月15~23日

参加者 : 5 名

少々古い山行記録ですが、稜朋会がヨーロッパへ遠征(2000年)した時の記録を掲載します。
これからヨーロッパへ行かれる方の参考になればと思います・・・

目 標  マッターホルン ヘルンリ稜より(4177m)
ブライトホルン(4164m)

ベース  ツェルマット(テント泊)

7月15日(土)
10:00成田AP発(シンガポール航空) シンガポール経由でチューリッヒAPへ

7月16日(日) 雨のち曇りのち晴れ
6:03チューリッヒAP着
列車にてブリーグ経由12:43ツェルマット着
駅には改札口は無し、列車内で車掌さんがまわってくる。 テント設営後、アルパインセンターでヒアリングとケーブル駅の下見。
マッターホルンは、この一週間天候が悪く、本日久しぶりに姿を見せた。数日前に30cmほど降雪があり現在は登山禁止になっている。いつ解禁になるかは解らないとのこと。 とりあえず、18日の朝に再度アルパインセンターへ来ることにした。
全員で食糧の買出。夜相談の結果、日程的にも厳しいので18日にマッターホルン登山が解禁されない時は、モンテローザ登山へ変更する予定とした。
21時ころまで明るいので、時間感覚がおかしくなる。夜は寒くてインナーだけの人は眠れなかったそうだ。

7月17日(月) 晴れのち曇り
朝、テントの周りは真っ白、霜が降りており気温-2度C。
高度順化を兼ねて、今日はブライトホルン登頂の予定。
6時30分ころ、マッターホルンの頂きに朝陽があたる。
7:10ケーブルの始発時間に合わせてテント場発。7:30ツェルマットケーブル駅 8:50クライン・マッターホルン山頂駅を出発。 山頂駅のトンネルを抜けてリフト沿いに下り、ブライトホーン・プラトー、ブライトホーンパスを経由して、最後の急な南西斜面を登ると10:50頂上着。 帰りは、登りと反対方向のヤセ尾根をアンザイレンで下る。
11:50分岐、12:30クライン・マッターホルン山頂駅、14:30テント場着。
初めての4000m峰だったので、空気が薄いだろうとゆっくり歩いたが、現地の人はガイドを含めて早く歩いている。ほとんどのパーティに追い越された。
夜は、ヤギのチーズとワインで乾杯!

7月18日(火) 快晴
再度アルパインセンターにて山の状況をヒアリング。マッターホルンは温度が上がらず雪が溶けないので、今週中は登れないだろうとのこと。しかたがなく、モンテローザへのガイドを予約して計画変更する。
本日はここで教えてもらって、スネガからハルプまでのトレッキングに切り替えた。10:00地下ケーブル発、10:45ケーブルのトンネルから見るマッターホルンが素晴らしい。近くの池で逆さマッターホルンを見てから、左側はお花畑、右側にマッターホルンの道を行く。途中で野生のヤギを、道から離れた岩陰に発見。13:00ハルプ着、一軒家のレストランでワイン付きの食事をとる。
マッターホルンも見えており、食事代も一人2,000円と安くて大満足。
17:00スネガ、17:40テント場着。

7月19日(水) 快晴
アルパインセンターに寄ってから、12:00の登山電車に乗る。
12:40ローテンボーデン下車、5分ほどのリッフェルゼーに立ち寄って13:30出発。モンテローザ小屋着16:00、18:30夕食。
念願の氷河を歩いて大満足。
夕食後はガイドと打合せ。荷物は最小限に抑えられ、荷物検査終了が22時頃になった。暑くて眠れない。

7月20日(木) 快晴
1:30起床・朝食、2:15出発。3:45途中でアイゼンを付けてから、1:2:2の3チームになった。7:00コル、9:15登頂、13:15モンテローザ小屋着。
ガイドは全員親切であったが、我々のペースに合わせてくれる人、休憩なしでガンガンとばす人いろいろでした。
頂上付近は岩稜帯になっており、お助けひもも付いていた。クレパスの近くで転んだ時はヒヤリとする場面もあった。
もう一泊小屋泊りに変更する。

7月21日(金) 快晴
7:00朝食、8:00モンテローザ小屋発、12:00ローテン・ボーデン、13:00テント場着。
テント撤収後、全員で街へ買い物。
16:10ツェルマット発、18:00ブリーグ、19:15スピーツ着、ホテル泊。
ツェルマットは日本人が多かったが、ここでは一組の日本人に会ったのみで静かな所だ。夕食後は、皆でツーン湖を散歩した。

7月22日(土)
帰国の途へ・・・
7:30朝食 9:06スピーツ発、11:16チューリッヒAP着。
14:40チューリッヒAP発、シンガポール経由で7/23 17:35成田AP着。

目標のマッターホルンへは登れませんでしたが、楽しい山行となりました。
いつの日か、再びマッターホルンを目指すつもりです・・・

~参考情報~

費 用
約25万円/1人
内 訳
往復航空運賃 124,000円 (HISにてシンガポール航空)
現地滞在費   93,000円 (食糧/ホテル/交通費/ほか)
ガイド料     33,000円

両 替
1スイスフラン⇒約70円(チューリッヒAP・ツェルマット駅で可能)

食 糧
米、餅、漬物、調味料を持参。それ以外は現地調達。
(駅前に生協があり、その奥にスーパーがもう1店あった)

燃 料
ツェルマットの登山用具店(5~6店)にてEPIを9スイスフランで売っており、ヘッドのみ日本から持参。

テント場
駅から歩いて5~6分(列車で来た方向へ戻る)
シャワーが設置されている。
ゴミはテント場のゴミ箱へ直接捨てられる。
料金は、全額前払いにて9スイスフラン(1人/1泊)

山小屋料金
50スイスフラン(1人/1泊食事つき) 但しガイドは30スイスフラン。

ガイド料
ガイド予約代 40スイスフラン/1人 (予約時にアルパインセンターで支払う)
モンテローザガイド料
2人のケース 828スイスフラン(登攀後に直接ガイドへ支払う)
1人のケース 690スイスフラン(     〃       )

保 険
ツェルマットのアルパインセンターにて「ヘリコプターによる救助保険」へ加入。
保険料 1週間有効 20スイスフラン/1人

鉄 道
半額旅行カードを利用した。(90スイスフラン)これは、鉄道・登山鉄道・ケーブルが半額となる。

その他
寒かったので羽毛のシュラフを買おうと探したが、夏場のためか?適当な商品が見つからなかった。

~情報収集~

スイス政府観光局
港区虎ノ門5-2-6 虎ノ門第2ワイコービル3F
問い合わせはFAXのみ(FAX:03-5401-5427)
いろいろなパンフレットが置いてある。

Alpine Center Zermatt
TEL:+41(0)27 966 24 60 FAX:+41(0)27 966 24 69
E-MALL:alpincenter@zermatt.ch
Internet hp:www.zermatt.ch/alpincenter

ヴァーレ州観光局日本部(ツェルマット日本語観光案内所)
TEL:KDDならば、0001-4127-967-6622

「アルプス4000m登山ガイド」
山と渓谷社

㈱マップハウス
千代田区神田神保町1-12太陽堂ビル1F
TEL:03-3295-1555

S : F 記


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