北穂高岳 東稜

 

2004年5月1~4日

参加者:6 名

5月2日 (日) 晴れ

快晴に恵まれて、涸沢のBCを6時に出発して北穂沢を詰める。1時間で北穂沢のゴルジュ帯に到着してハーネスを着ける。
連日の快晴で雪の状態が不安定かと思われたが、東稜へ登る斜面は日陰になっておりアイゼンがよく効く。ゴジラの背下部の稜線を目指して登る。 多少は上部にデブリが出ていたが、そのラインを避けて、1時間ほどで稜線へ上がった。
横尾本谷の向こうに槍ヶ岳がすっきりと見えている。
1時間ほどでゴジラの背の岩場取り付きに到着。新人がいるのでロープを出す。取り付きの右側にシュリンゲが残置されていたが、左側から取り付く。 岩稜帯を5mほど行くと雪稜となり、アイゼンとピッケルの世界と変わる。45mのロープが一杯となるが、ビレイポイントが無いのでピッケルをアンカーとして ビレイをとる。後で5m先の岩陰にハーケンがあることに気づく。全員が集合してから、夏は10mほどの懸垂下降をする所も雪面をクライムダウンした。
振り返ったら、後続が3パーティゴジラの背で順番待ちとなっていた。我々の前はつかえておらず、快適に雪稜登攀を楽しむ。
北穂頂上の直下は300mくらい雪壁となっているが、つぼ足が出来ておりロープ無しで抜ける。11時、北穂小屋前にて登攀終了。
全体に雪が多く不安定な箇所もあるが、ナイフリッジの雪稜を快適に登攀することができた。
天候が良く、時間の余裕もあるので、涸沢岳の手前のコルまで稜線を歩いてからBCへと戻ることにした。夏道をたどるが、残雪期なのでルートを選ばないと 悪い。新人をサンドイッチにして岩と雪のミックスルートの訓練をする。
ドームの取り付きに近いコルより、急な雪面を一気にトレースをつけて下降。2時間で涸沢BCへ帰還した。
総合的に新人訓練をするには、良いルートだろう。

Y・F 記


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