富 士 山

 

以前、富士山を中心に100kmの円を描いてみました。 思った以上に沢山の山々が含まれていたのです。
今回は、富士山自身を書いてみたいと思います。

富士山 3776m 2位の北岳を500m以上引き離して日本一の山である。
何故そんなに高いのかというと、2回の大噴火を経て約5000年前に現在の富士山が出来上がったそうです。
ですから、小御岳、古富士と命名されている山を内臓しているのです。
そして、宝永の大噴火を最後に噴火はしていない。

民話の世界では、皆さんもよくご存知のとおり「八ヶ岳と富士山」の話がありますよね・・・。
八ヶ岳は昔、富士山より高かったという。
富士山の女神(コノハナサクヤヒメ)と八ヶ岳の男神が高さ争いをした。
双方が勝を譲らず阿弥陀如来に仲裁を頼んだ。
そこで、如来は双方の頭から頭へ樋をかけて水を流した。
水は正直に低いほうへ流れて、富士山の頭へ流れ落ちたそうです。
如来は「争いはするな、女神の方が低い・・・」と宣言しましたとさ。
ところが、気の強い女神は収まらず、くやしさから八ヶ岳の頭を長くて太い棒でたたいた。
すると、頭が八つに割れて、編笠岳・西岳・権現岳・阿弥陀岳・赤岳・横岳・峰の松目・硫黄岳(諸説あるようです?)が出来たと伝えられています。

富士山の登山道は現在、4コース。
河口湖・富士吉田口、須走口、御殿場口、富士宮口です。
江戸時代に栄えた富士講登山では、北の富士吉田口と南の大宮(富士宮)口でありましたが、現在は富士スバルラインと富士山スカイラインが開通したので、河口湖口と富士宮口がメインである。
須走口・御殿場口は例の砂走りというザックザックのルートが途中にあるので、敬遠されているのかもしれない。しかし、シーズン中でも静かな登山ができるそうです。ただし、埃まみれになることを覚悟してください。

富士山にはこの他に、古道があります。
我々に馴染み深いコースは、富士吉田口でしょう。スバルラインが閉鎖される積雪期に中の茶屋か馬返しから歩いた経験があると思います。
南側には、須山口登山歩道と村山口登山道があります。
須山口登山歩道は、須山浅間神社(裾野市)~十里木キャンプ場~日本ランド東側~水ケ塚~宝永第2火口~富士宮新六合で富士宮口と合流。
村山口登山道は、村山浅間神社(富士宮市)~天照教社~富士宮口新六合で富士宮口と合流。
須山口は標識が出来ているが、村山口の樹林帯にはまだ赤布が有るくらいだそうです。

それから、
バリエーションルートとして、(屏風尾根ルート)(七太郎尾根ルート)(大沢右岸ルート)(大沢左岸ルート)(執丈流コース)等があるが、私は登ったことは無い。

日本で最大の高度差を稼ぐことができるのは、島国ですから海岸から一気に富士山を登ることである。
富士山頂から南へ直線を引くと静岡県田子の浦につきあたる。ちなみに北へ直線を引くと甲武信岳がある。
田子の浦の0mから北進して、村山浅間神社に至り村山口登山道を経て富士宮口新六合より山頂に至るルートならば、3,776mの高度差を登ることができるのである。
実際に、プロジェクトを作って登っている人々がいるようだ。

エベレスト(8,848m)のベースキャンプはネパール側、中国側とも5,200m前後であり、実際の高度差は3,600m位である。とはいえ、8,000mの絶対高度の厳しさがあることは比べようも無い。
七大陸最高峰や日本百名山を制覇することもすばらしい。

どうだろう、
手短なところで、田子の浦で綺麗に足をあらってから、村山口登山道より一気に富士山頂に至り、富士吉田口の旧道を下って北口本宮富士浅間神社にお参りをするというのは・・・。
山なれた皆さんには、田子の浦から村山浅間神社までの街中20kmのアプローチが核心となるのでは?少々心配だ。

K・I 記


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