巻機山 米子沢遡行

 

2006年7月8~9日

参加者 : 5 名

7月8日(土曜日) 晴れ

今年は残雪が多いという不安はあった。
しかし、1999年10月に行った、稜朋会山行の米子沢遡行の楽しさを思い出し、またその楽しさに会えると期待したのが大きな間違いだった。
米子橋6時出発。
ゴーロ歩きの後、最初の滝で残雪の多さとスノーブリッジを見て愕然とする。
え、ここを登るのですか?
引き返すには今しかないな、と自問しつつおっかなびっくり沢に詰まった雪の上を歩き、シュルンドのブロックを伝って沢に下た。
渡されたザイルをハーネスに取り付け、滝の上に出る。
ナメ沢出会7時40分。
晴天であるが沢にはぎっしりと雪が詰まっている。
雪渓を少し登り、雪の状態が悪くなると右手の尾根に逃げて高巻き、沢に下りては雪渓を登り、また高巻きの繰り返しである。
標高1120m地点通過8時25分。
上流の方からスノーブリッジの落ちる音が響いてくる。
振動の連鎖を恐れてあわてて右側の尾根に逃げようとするが藪こぎの連続で疲れた腕にはなかなか力がはいらない。
1350m出合到着10時30分。
雪のない流れの箇所を遡行すると雪解けの水は冷たく水量も多い。
見晴らしが利く滝の上部で今まで登ってきた経路を眼下に見渡す。
これだけの急登を藪こぎして来たのかと思うと感無量である。
それにしても虫が多い。
小さなブヨのような虫が数え切れないほど顔や腕にたかり、刺す。
やっとのことで大ナメ到着。
16時頃二俣到着。
二俣付近も水量が多い。
沢の左側に渡ってまた藪こぎの始まりだが傾斜が緩やかな分多少楽である。
藪こぎをしながら左方向に進み、沢におりる。
沢を終点まで上り詰めてからは低い藪と草原と残雪の急な登りであるが、このあたりで二俣と思った地点が違っていたことを確信する。
避難小屋付近の平坦な草原地帯も避難小屋への道も見当たらない。
ブヨの攻撃と戦いながらも草原を上り詰め、井戸尾根の一般道に18時到着。
そこはニセ巻機のピークを駐車場方面に10分ほど下りた地点だった。
あとは下るのみ。
ビールとうな丼の待っているベースキャンプへ急ぐ。
駐車場到着20時30分。

T・K 記


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