2007年 マッキンリー登山報告(2)

 

2007年6月10~7月12日

参加者 : 2 名

4.装 備
基本的には日本の厳冬期冬山装備に防寒装備を追加した。
具体的には手足についてはダウンなみのミトンとネオプレーンのオーバーシューズ、身体についてはダウンの上下を追加した。
テントシューズは日本で使用しているものを2枚重ねた。
この時期は白夜なので懐電は装備から除いた。
歩き出しの氷河上では気温が30℃を超えるので、その対策として日よけの帽子・バンダナ、中厚の靴下、夏の長シャツ、冬用タイツをアウターではけるものを持参した。
3週間のテント生活では風呂に入れないが乾燥しているせいか気にならなかった。しかし靴下だけはくさくなったので、多くもっていったのは正解であった。
防寒対策の一つとして、アタックのときは(実際にはMCを出発するとき)下着はすべて新しいものに着替えた。

(1)個人装備
軽量化し、不用品は避けた。
現地で再度検討し省略可能なものは民宿にデポとした。

個人装備一覧表

(2)共同装備
主な共同装備は加藤宅にデポしてあるので、現地に行ってから準備した。

共同装備一覧表

(3)ソリの選び方と牽引の仕方
日本では普段使わないソリについての注意点を述べてみる。
ソリはセスナから降りたったLPに高く積まれている。
横が80cm縦が250cmぐらいのプラスチック製のものである。
①ソリの選択については亀裂・歪みのないもの、側面に細引きを通す取手や穴がついているものがよい。細引きがついていれば尚よい。
②荷物のつみ方についてはダッフルバックの中に防水を施した荷物をいれる。左右バランスよく、高さは低めにし、底は平らにする。背が高いとすぐにひっくり返り、牽引の負荷がよけいにかかる。
③荷物のソリへの固定はゴムバンドがよく、120cmのものが2本あればよい。
④牽引ロープは身長ほどの長さがよく、細紐6ミリ×2mものが2本あればいい。
それをソリの前2ヶ所とハーネスのウェストベルトに左右に1本ずつカラビナ止めにする。(あるいは中央に1本まとめて止める。)
⑤傾斜のきつい箇所でソリに引かれないように、メインロープとソリの連結をする。
ソリの中央部に細引きをかけ、カラビナを介してメインロープに連結する。
⑥約50kgの荷物をリュックとソリに分割し、長い時間牽引するので、リュックは肩がこらない程度の重さにする。
私の場合はリュックの重さは20kg弱とした。

5.食 料

食料については会の前代表のMさんと同じく、隊長の「食料を粗末にするとパワーがでない」の方針の下、毎日の献立は和食を中心にしたボリウム・内容とも山にいることを意識させない食べやすく豪華なものだった。
献立は隊長が一覧表を作ってくれ、日本で準備するものは奥さんと共同で手配し、成田に大小2つずつの梱包をもってきてくれた。
現地で調達できるものはアンカレッジで購入し、ペミカンも作った。
食堂は専用のT型テントを持参し、台所・集会所を兼用とした。

食糧一覧表

S . F 記


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