剣岳 秋の早月尾根

 

2007年10月6~8日

参加者 : 4 名

行 程

5日  武蔵浦和—北陸道経由立山IC—馬場島(剣岳青少年村)仮眠
6日  馬場島(剣岳青少年村) —松尾奥ノ平—早月小屋(泊)
7日  早月小屋—2600 —剣岳—2600—早月小屋—馬場島
8日  馬場島—北陸道経由—武蔵浦和

10月5日(金)

武蔵浦和駅を午後10時に出発。
三連休の前夜なのに渋滞に巻き込まれずに、北陸道を経由して、立山ICに着いた。
高速道を降りて左折し、高架を過ぎたところのT字路を右折すれば、あとは一本道で午前3時馬場島に着いた。
剣岳青少年村一番奥の剣岳登山口脇でテントを張り仮眠。

10月6日(土) 晴れのち曇

今日は早月小屋まで約5km、標高差1500mで5~6時間の行程である。
テントをたたんで午前8時半に出発。
登山口から樹林帯に入り、すぐに急登となり100mほど稼ぐ。
傾斜がゆるくなり500mぐらいで平坦な松尾平に出る。ベンチも置いてある。
このあたりはまだ紅葉していなかった。
このあと平坦な道が500~600m続いた後は早月小屋までまた急登が続く。
単独のハイカーさんと追い越したり、追い越されたりしながら、1時間1ピッチで進んだ。
途中、標高で200m毎に標識が設置されていてわかりやすい。
ときどき左側の樹林帯が切れる箇所からは、小窓尾根が見える。
そのうち右上に早月小屋が見えてきた。
ここらあたりからチラホラ紅葉していた。
最後に20mほど下って小屋に13時半に到着。
長い早月尾根の中でここだけ広場になっていて、奥に小屋が立ち、その横には雨水を貯蔵する大きなタンクが2つ、少し離れてトイレがあり、小屋の前の広場にはテーブルと椅子が置いてある。
眺望も良く、東には小窓ノ王の岩壁が中央に聳え、その左側には池平山、右側には剣本峰につづく尾根が見渡せる。
小屋の入り口に鐘が釣り下がっている。
この鐘は会のMさんと関係者が昔剣岳周辺で遭難の捜査が終ったときに寄贈したそうで、Mさんより鐘を撞いてきてほしいと頼まれてきた。
小屋のご主人もその捜査に参加していたとのことで快く許してもらい、Kさんが代表して鐘を撞いた。
部屋に案内され、部屋の真ん中で会のメンバーだけでゆったり酒を飲みだしたが、時間の経過とともに人数が増えて部屋の隅に押しやられ、最後には8畳に15人が寝ることになった。
寝る前に明日の行動用に2Lの水を800円で購入した。

10月7日(日) 曇

小屋に泊まり頂上をめざす人はほとんど懐電をつけて出発した。
我々はあたりが明るくなった午前5時30分から行動を開始。
今日は頂上をピストンし、馬場島までもどる予定である。
予報では夜から天気が崩れるとのこと・・。
時々ガスが出て上方が見えなくなった。
標高2600mぐらいまで昨日とおなじような縦走路だが、潅木帯、ハイマツ帯となり、周りを見渡せるため、尾根をたどっているのがはっきりわかるのと、ガレ場が多くなってくる。風も冷たく強くなり手袋と耳あてを出した。
2600mを過ぎると岩稜帯となりフィックス・ロープや鎖場が次から次へと出てきた。 一般路とはいえ、足を踏み外すと危険な箇所ばかりなので慎重に行動。
カニのはさみを過ぎ、別山尾根からの登山路と合流するとわずかで山頂に着いた。
9時20分。
そこはハイカーさんで混雑していた。
休憩を取っている間に2組のパーティが北方稜線へ向かった。
今夜は崩れるとの天気予報なので大丈夫かと心配になった。
下りは登りより傾斜がきつく感じるが、ゆっくりつまずかないように進んだ。
全員快調だ。
早月小屋で預けていた荷物を引き取り、大休止後出発。
ここから早月尾根の長さを実感しながら馬場島に午後4時半に到着した。
早速テントを張り、冷やしたビールで乾杯。 私が育てたジャガイモでカレーを作ると、「うまい、うまい」と食べてくれた。
天気予報とおりに夜中に雨が降ってきた。

10月5日(金) 雨時々曇

早起きして帰途につく。
あまり早い出発なので、近くの立ち寄り温泉はまだ営業していなかった。
軽井沢まで走って、高速を降り風呂に入って、渋滞になる前に武蔵浦和駅に着いた。

  S . F  記


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