飯豊連峰縦走

 

2008年8月9~11日

参加者 : 3 名

8月9日(土) 快晴

前夜、夜10時に武蔵浦和駅に集合。
お盆の帰省渋滞にはまだ少し早いらしく、道路は順調。
車内では、前回の笛吹川東沢遡行や今回の登山ルート(石転び沢(雪渓あり)ではなく、 梶川尾根を詰めること)や、来月の北ア縦走についてなど、 久々に顔を合わせるメンバもいて、山話に盛り上がる。
とは言っても夜中の移動なので、運転を交代しながら、 少しは眠りながら、関越道→北陸道→終点の中条ICへ。
途中のSAで車を止めて仮眠を取ろうと思っていたが、 適当なところがなく、高速を降りてしまった。
道の駅が途中にあったことを思い出し、 料金所でいただいた地図で場所を確認する。
3時には到着し、約2Hの仮眠となりました。

5時前に目が覚め、外も明るくなり始めている。飯豊山荘に向けて出発。
途中、113号から山荘方面に入るところがわかりにくかった。
飯豊山荘に着くと、すでに多くの車が止まっていた。
これに急かされたわけではないが、朝食をとりながら準備をすませ、いざ出発。
出発してすぐ登山届を出すところに管理者がいて、ルート状況を確認。
今年、石転び沢の雪渓は、いままでにないくらい多いもよう。
また、我々が目指す梶川尾根ルートにも何パーティか入っているとのこと。
橋を越えてすぐのところに登山口がある。
しかし、いきなり手を使って登らなければいけないほどの急登である。
歩き始めでもありゆっくりと入らねばならないのだが、 つい力が入ってしまい、勢いで登ってしまおうとしてしまった。
まだまだ先は長いし、後ろからもゆっくり行こうと声がかかる。
梶川峰までの登り5Hが勝負で残りは尾根伝いなのでなだらかなハズ、 と自分に言い聞かせながら、またキリマンジャロでのポレポレを 思い出しながら、ペースを作る。
初日なので荷は重く、また暑さと睡魔とも闘いながら、果てしなく続く道を登っていく。
ようやく梶川峰に到着。
今日のメインは達成できたかなという感触。
それでも最終目標ではないので、歩みを進める。
疲れもあったが、途中の門内小屋での休憩でかなり落ち着いた。
予定よりも早い時間で梅花皮小屋に到着できた。
おかげでいい場所にテント設営ができ、少しお昼寝もしてしまった。
晩酌と食事中ではリーダー論や山岳会の在り方などの話もしながら、早めの就寝。
(今回、夕食と朝食は各自で準備でした。私の初日は定番のカレーライス!)

<コースタイム>
(飯豊山荘6:00)→(湯沢峰7:45、8:00)→(五郎清水9:25)→(梶川峰10:45、11:05)→ (扇ノ地紙11:50、12:00)→(門内小屋12:30、13:05)→(梅花皮小屋14:45)

8月10日(日) 晴れ

この日は比較的穏やかな気分であった。大きな登り降りがないからである。
(大日岳と本山の大きなピーク2つがあるのですが)
飯豊連峰は、標高こそ2,000mほどであるが、とても広く大きな山々である。
登り応え十分であり展望もよかった。そのわりには登山者数は少なく山は静かである。
(最初、駐車場でみた車の数は非常に多いように感じたが、  今から思うと他の山と比べるとさほどではなかったのかもしれない。)
また、花も豊富であった。 青紫、黄、白とたくさんの色で一杯である。
この地方ならではの花もあったようだが、私は全くわからない。。。
昨日はあまり出番のなかったカメラをザックから取り出し、 風景や花の写真をとりながら飯豊本山を目指す。
御西小屋から大日岳へのピストンは、ものすごいペースであった。
ほぼ空身状態だったことも要因のひとつであろうが、特に往路がスゴかった。
小屋からの下りで団体ツアーさんを小走りで追い越していったのだが、そのペースのままピークまで登り返した。
復路でまた団体さんとすれ違うとき、1Hちょっとで登ってきたと言うと、 ガイドさんにもそれはスゴイと驚かれた。
そんなこともあり、お昼すぎには本山小屋に到着。
どこにテントを張ってよいのかわからず、 最初の場所では、小屋の主にそこではないと注意されてしまいました。
昨日売り切れで飲めなかったビールを、今日は受付時に購入。
テン場から100mほど降りた水場で明日の分まで水分を補充しつつ、ビールを冷やす。
冷えたビールはおいしく、貴重な(高価な?350ml1000円)ビールはすぐになくなってしまった。
まだ外が暗くなりきらないうちに、寝具の中に入ってしまいました。
(体が熱を持っていたのか、今晩はだいぶノドが乾き、途中何回か目が覚めた)

<コースタイム>
(梅花皮小屋5:30)→(烏帽子岳6:25、6:30)→(御手洗池7:20、7:35)→ (御西小屋9:05、9:15)→(大日岳10:20、10:35)→(御西小屋11:30、11:50)→ (飯豊本山13:10、13:15)→(飯豊本山小屋13:35)

8月11日(月) 晴れ

昨日までのペースを考慮して、昼までに下山してしまい民宿に宿泊せず そのまま帰京しようという計画になった。
そのため3時に起床。
いったん飯豊本山まで登り返し、そこからダイグラ尾根で一気に下山。
ルートは地図上では点線。
しかしそこまで変な(悪い)道ではなく、 トレースもしっかりしていたし、ひたすら降る。
ただ長いし暑いので、それなりに水分補給が必要。
多めに水を持っていて正解であった。
途中危ないかなと思われる場所もあったり、一瞬ルートが 見えなくなることも数回あったが、相変わらずよいペースであった。
吊り橋に出るまでの最後の1ピッチが一番辛かった。
足の筋肉も大分はってきているし、息も少し乱れていた。
吊り橋が見えた時の安堵感は大きかった。
ここで涼をとり、あとは遊歩道で飯豊山荘まで。
(お二人は疲れがないのか、遊歩道でもペース早かったです。  後ろからなんとか付いていきました。)
山荘で温泉に入り、帰りは東北道にて帰京しました。

<コースタイム>
(飯豊本山小屋4:15)→(宝珠6:00、6:10)→(千本峰7:40、7:50)→ (休場8:30、8:40)→(吊り橋10:10、10:20)→(飯豊山荘11:10頃)

今回、ほとんどの所で先頭を歩かせてもらいました。
自分のペースで歩けるので楽なような、 でも逆に全体のペースも考えないといけないし、 ルートもきちんと見ていないといけない。
飯豊山縦走のなかで、このような不思議なかつ貴重な体験を できたことをありがたく思います。

H . S 記


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