那須朝日岳 東南稜登攀

 

2009年7月20日

参加者 : 5 名

当初計画していた穂高縦走は、天気予報が雨のため中止になってしまった。
集合当日、各自が出発する直前での中止判断であった。
昨年の中止を受けての再計画であったので、誠に残念。
また、先行して横尾山荘まで入っていたFさん、すみません。
現地の状況(まだ残雪が多かった)や天候を鑑みると、仕方がない。

時間に余裕ができたので、どうしようかと思案していた ところに、今回の連絡がきた。
これまた、先月中止になっていた計画である。
もちろんOKの返事。
すぐに計画書が送られてきた。
行動食含めて装備の準備はすでにできている。
今回のルートは、先月すでに催行されているものと私は思っていたし、 どんなルートなのか頭に入っていなかった。
Webにてコースチェック。
いくつか記録がUpされていたが、冬のアルパイン初級編という位置付けが 多いように感じた。
この時期のものはほとんど見つけられなかった。

7月20日(祝) 曇り一時晴れ

さて、前夜の17時、武蔵浦和駅に集合。
高速道路は2Hほどで那須ICに。
上りはかなり渋滞していたが、下りはスムーズ。
コンビニでビールを買って山荘へ。
少し掃除をして、夕食・宴会に突入。
さまざまな話題で盛り上がる。
明日のルートはクライミングシューズを持っていくか・・・ (結局、誰も使用しなかった)
ロープ回収袋の使用方法講習、 秘密兵器(虫よけ帽子、砂利よけスパッツなど)の紹介、 そして、先日の北海道での事故など。
あっという間の時間で、就寝予定の22時に。
急いで片づけをして、シュラフに入る。
※夕食(カレーうどん)代表に作っていただきました、ごちそうさまでした。

4時起床
朝食(ロールパンのおいしい食べ方を習いました)をとり、5時前には出発。
雪がないので一番上の駐車場まで上がる。
もうすでにかなりの車が来ていた。
また、ガス/霧雨が出ていて、風も強い。
半袖1枚だと寒く感じる。
(5:30出発)
取り付きまでは私が先頭を歩く。
出だしペースがつかめず、早く歩きすぎる。
自分で気づいてペース落とす(それでもまだ早かった模様)
30分ほど歩き「こんなところにお花畑」(少し違うかも)看板を目印に谷へ下りていく。

堰堤をこえたところでハーネスなど準備して、 登攀開始(6:10)。
最初の上りは足場が悪い。
岩場・ガレ場でもなく砂場で登りにくい(振り返ると今回の一番の難所?)。
ココをこえるとガレ場・岩場に出る。
登りやすいので、足はグングン伸びる。
後ろを振り返ると、一般道を登山者がドンドン上がってくるのが見える。
また、自分たちを起点にて、栃木側は晴れてきたが福島側はまだまだ雲多い。
そして、休みなしで懸垂ポイントに到着。
ピンは打ってあるがそれだけでは心もとないので、岩に捨て縄をかけてダブルにポイントを取る。
ピンが抜けるのが怖いので、動的荷重をかけないようなるべくクライミングダウンしながらの懸垂。
私は1回大きく体が振られて、半回転して背中から壁にぶつかる。
スピードが出ていたわけではないが、肩ではなくあえて体をひねって背中(ザック)から。
他のみなさんは問題なく降りてくる。
そしてそのまま登り返し。
パーティを分けてロープ2本も考えていたが、ピッチが短いので一本のロープで5人順番に。
ここが本当の核心部。
多少ハングっているところがある。
昨年11月の偵察で悪いと思っていて、シューズを履こうか考えていたところ。
私も緊張感を持って臨みはしたが、ロープを張ってある安心感もあり、問題なく登れた。
もう少しこんなルートがあって欲しいと思ったくらい。
釣瓶で広いところまでいってロープ回収と小休止。
ここで秘密兵器登場。
ドンドン袋に入れていけばよいので早い、 次に取り出す時も楽である。
ニセ朝日(?)を超え、本物朝日に到着。(8:50)
このとき福島側も晴れ、茶臼岳もよく見える。
硫黄のガスさえも。

記念写真をとって下山。
避難小屋までは登ってきたルートが横から見る。
高度感があるルート、すごいトコ登ったんだな~と思った。
避難小屋からは真正面からルートを見ることになる。
やはり取り付きあたりの下のほうは悪く見える。
土が出ているのがわかる。
時間的にも体力的にも、もう1回登るだけの余裕はあったが、交通事情を考えて駐車場へ。
鹿の湯によってから山荘に戻る。
荷物整理・片付けをして、12時前には高速に入れた。
途中SAでの昼食を考えていたが、あまりに順調な流れで浦和ICに着いてしまった。
そうそうに浦和駅にて解散。

H . S 記


Copyright (C) 2003 RYOHOKAI All Right Reserved.