残雪の権現岳

 

2011年4月9~10日

参加者 : 3 名

3月11日の東日本大震災で被災された皆様に対して心よりお見舞い申し上げます
1日も早く復興される事を心よりお祈り申し上げます

今回の震災で当初予定していた福島会津駒ケ岳の計画は遠慮して、地域を変えて八ヶ岳権現岳(天女山口から)とした。
3月は震災で日本中が総てに自粛ムードでした。
しかし、元気な日本を復活しないと復興が遅れると思います。
4月になって、世の中が動き出したようです。

4月9日(土) 小雨
当会も活動を始めました。
低気圧の通過で土曜日は雨の予報、昨年はこのパターンで2回計画を中止にした。
いずれも日曜日は晴れて、気持ちの上で後悔したものです。
今回はぶれずに雨天決行で入山。
午前8時30分新宿を出発。
大月あたりから雨が降り出し、予想通りである。
夕方から雨が止むだろうとの想定で、出来る限り濡れる時間を短くするために途中で時間調整をし、12時に天女山口の駐車場に到着。
小雨状態。
昼食後、雨具をつけて午後12時30分出発。
このような時はただ我慢してひたすら歩く。
歩き始めて30分ぐらいの天の河原から残雪が出始める。
初めの2時間30分は高度よりは距離を稼ぐ領域。
雪が腐りボコボコ踏み抜く。
この2~3日入山者がいないのか?
雨が止み始め、『此処より急な登り』の看板があり、ここから前三つ頭への登りとなる。
標高差で300mを登る。
1時間30分で森林限界が近い。
低気圧の通過で猛烈な風が吹き抜ける。
午後4時30分に標高2350mの前三つ頭の稜線に出て天幕を設営。
30㎝位の高さの岩が壁になる場所で風が気持ちブロックされている。
午後5時、テントの中で落ち着く。
日没近くにはガスが切れて街の灯かりが美しい。
しかし、風が猛烈に吹き抜けてテントを叩きつける。
午後9時就寝。

4月10日(日) 晴れ
夜中の2時頃まで猛烈な風で、行動が出来るのか不安で熟睡できずに午前3時40分起床。
徐々に風の吹き抜ける音が弱くなり、テントの外に出ると満天の星。
予定通り午前5時出発。
50分で三ツ頭に到着。
展望が一気に開け正面に権現岳 右手に赤岳 左手に編笠岳。
予想どうりの天気に気分が乗る。
正面の権現岳上部のトラバースルートにトレースが2本見える。
上部の大きな岩の真下をトラバースするルートを取る。
50分で岩の基部に。
朝が早く雪がクラストしていてアイゼンが快適に効く。
ここを抜け廻り込むと山頂の剣が真上に見える。
今日の一番乗りで、午前7時到着。
雲海の中に富士山、北アルプス、南アルプスと360度の展望に満足。
20分ぐらい休憩して下山開始。
ガスが下から上がり始めた。
1時間で幕場に到着。
日帰りの登山者数名とすれ違う。
既にガスの中。天気が安定してない。
テントを撤収して午前9時下山開始。
雪に足を取られながらフラフラになり2時間で駐車場に到着。
下界は晴れているが、山には雲がまとわりついている。

帰りの高速は12時ころ出発だったので、混まずに2時間で、午後2時新宿に到着した。

Y .  F 記


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