日和田山 岩登りトレーニング

 

2012年4月21日

参加者 : 8 名

今年初めての日和田での岩登りトレーニングである。
新会員3名のうち2名の参加があり、新会員の岩登り講習と現役会員の登攀トレーニングを目的とした山行である。
高麗駅に9時、8人全員が集合した。
朝降った雨で道路が濡れていたが、このままもって欲しいと願う。
駅の周辺に集まっている数グループをみると、ヘルメットやロープをもっている人が多く、日和田が混み合いそうだ。
講習場所は2週間前にNさんと下見に来て、男岩の手前の小さな沢を渡ったところにある子供岩が良いと目星を付けてあった。
Nさんと2人で先行し、場所の確保をした。
後続がつく頃には支点をとりロープを張り終えた。
新会員は冬装備に費用がかかっているので、今回は動きやすい服装・運動靴で参加してもらい、岩登りの装備は会員が持ち寄った。
新会員は岩登りの経験がないので、初心者向けの講習内容とした。

計画書の岩登り講習内容は次の通り。
1. 安全に登るということの意味
リスク
安全に関する技術と登る技術
基本と応用
2. 道具の種類と使い方
ヘルメット
ロープ
ハーネス
カラビナ
クイックドロー
確保器(ATC・・・)
下降器(エイト環)
シュリング
クライミングシューズ
皮手袋
3. ロープワーク
エイトノット
オーバーハンドノット
フィシャーマンズノット
ダブルフィシャーマンズノット
プルージック結び
4.クライミング方式
トップロープ、リード、(ボルダー)
5登る準備と確認
服装
セルフビレイの取り方
確認(自分と相手)
6確保の仕方
支点
7登り方
3点確保
8懸垂下降
9フィックスロープ
カラビナ通しでの通過
プルージック結び(orロープマン)での登り方

2年前にOBから現役に復帰したY.Nさんも現在の道具や技術を知りたいと一緒に講習を受けた。
現役会員は講習のスタッフとして参加した。
講習は計画書の手順に沿って進め、項目ごとに説明・模範実技をやった後に受講生が実技にはいる形式とした。
まず始めに山域に入ると岩場の通過が危険要素を増やすことなので、これから起こることを予測し、注意を払い、そして安全を確保する技術を駆使することで、より安全に近づけていくことを理解してもらう。
次に道具の種類と使い方および購入時の注意点を述べる。
ロープワークではハーネスにメインロープを結べること。
プルージック用シュリングを作成でき、プルージック結びができるところまでやった。
現在ではプルージック専用の小豆色の7ミリの細紐があることを紹介し、推奨した。
岩を登る準備ではセルフビレーの取り方の説明の後、クライマーとビレイヤーがお互いに何をチェックすればよいかをやってもらい、それが正しく行われているかをNさんがチェックした。
トップロープ方式で3点確保での登りとクライムダウン、そしてビレイをしてもらった。
クライムダウンは恐怖心があったようだ。
昼食後、フィックスロープを張り、カラビ通しとプルージックを使った登りを実践してもらった。
最後の懸垂下降では下降口で下降器を正しくセットしたかを講師がチェック。
受講生はセルフビレイをはずす前に、下降器を正しくセットしたかどうかをロープに全体重をかけることでチェックする。
そしてバックアップのためIさんがロープで受講生を確保することで安全を担保した。
講習項目をすべて終了した後、少しでも高さと長さを実感してもらうために、男岩に移動する。
男岩は遅い時間なのに、混んでいた。
南面の最右端のスラブにトップロープをセットし、登ってもらった。
すべて終了したのが16時30分であった。
皆さんお疲れ様でした。

S . F 記


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