裏那須 井戸沢遡行

 

2012年7月21~22日

参加者 : 7 名

2年ぶりの沢登りで7人の参加者があった。
事前のルート分析で、明るい沢で薬師の赤木沢或いは上越の米子沢に匹敵するということで楽しみにしていた。
この時期は雪解け後で、虫が多いだろうと心配したが幸い居なかった。
沢は予想通り明るい沢で新人を連れて行くには最適の沢だ。

7月21日(土) 曇り
夜8時武蔵浦和駅に集合。
一路那須山麓、Fの小屋に向かう。
夜10時30分に到着しビールで軽く団欒。
11時には就寝する。

7月22日(日) 曇り時々晴れ
朝4時に起床。
霧雨が降っている。
沢登りなので雨の場合は入渓しない。
とりあえず食事を取り、旧三斗小屋跡まで行って判断することにした。
午前5時、那須の小屋を出発。
板室温泉経由で深山湖へ向かう。
4月に大佐飛山へ行った時の道路なので迷うことは無かった。
40分で深山湖に到着。
雨は全く降ってなく、道路も乾燥している。
那須山麓のみが雨と判断する。
ダム湖を左手に見ながら車は進み、細い山道が行き止まりとなりゲートが現れる。
アプローチにゲートがあるとは承知しており、車が3台止まっていたので、此処が三斗小屋への道と思ってしまった。
地図を広げて見ても判明できないような細い道なので、疑わず荷物を整理し午前6時スタートする。
20分程歩いていると釣り人がおり、場所の確認をしたら会津田島への道と説明された。
三斗小屋への道は、駐車した場所の10m戻った所を右折してラフな林道を行くように説明され、急遽引き返す。
約1時間ロスする。
駐車した場所に戻り、説明されたとおり右折しラフ林道を20分で三斗小屋への案内のあるゲートに着いた。
午前7時に駐車場をスタート。
広い林道を歩くこと40分で旧三斗小屋跡に到着。
江戸時代に会津への道として使われていた歴史ある街道で、大きな石灯篭がありタイムスリップした感じになる。
こんな雰囲気のあるアプローチは初めてであった。
旧三斗小屋跡から僅かな時間で、三斗小屋への分岐となる木橋が見える。
ここで入渓の準備をする。
午前8時30分橋を渡らずに沢沿いに進む。
直ぐに左手から涸れた沢が入り込み、この沢が井戸沢である。
堰堤が現れタイガーロープを頼りに堰堤の右岸を通過する。
暫く広い沢沿いを遡行すると15mF2が現れる。
滝の左岸にお助け紐がぶら下がっており、このルートをとる。
初めてロープを出す。
上部が確かに被っており、リードがアブミをセットする。
これによって後続が安心して早く抜けてくる。
この後は暫く明るい沢登りになる。
ロープを張ることも無く小さな滝やナメ滝を幾つも越える。
時折薄日が射すようになって、快適な沢登りの状況になった。
シャワークライミングになっても震えが来るほど寒くは無い。
スダレ滝10mで再度ロープを出す。
出だしの5mは水流の中のホールド・スタンンスで快適に伸ばすが、後半はシャワークライミングで水圧が強く雪解けで冷たい為、左岸のホールドを頼りに広い落ち口へ抜ける。
此処で後続をビレイする。
この後は、二股まで快適に遡行して3時間で水が涸れる。
稜線が見えるがなかなか抜けられない。
薮漕ぎはないが急なガレ場になり、精神的に参る。
水が切れて1時間近く登ると熊笹から一般道に抜けた。
入渓から4時間。
ここで靴を履き替え大休止とする。
30分ほどして午後1時に流石山へ向かう。
10分もかからないで通過。
流石山からは大峠に向けて景色が一望でき、三本槍方面が見える。
快適の一語である。
高山植物が咲き乱れ疲れを払拭してくれる。
途中、ニッコウキスゲの群生が展開して、最高潮にしてくれた。
大峠からは峠沢経由ではなく、一般登山道を三斗小屋経由でゲートに向かう。
この道は峠沢、中ノ沢を渡ると三斗小屋までの登りが結構長く辛い・・。
疲れた身体には堪える。
大峠から2時間30分で三斗小屋近くの分岐を通過。
ここから入渓点まで1時間で、午後4時過ぎに通過する。
この後はゲートまで40分弱で、午後5時10分に駐車した場所へ到着する。
温泉に入っていると遅くなるので車で着替えをして、早々に東京に向かう。
途中、黒磯インターに入るまで強い雨が降り、沢の中で降られずに幸運であった。

高速は渋滞も無く夜9時に浦和に着いて、今回の山行は無事終了した。

Y . F 記


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