アンナプルナ内院(ABC)トレッキング Ⅱ

 

2013年10月22~11月07日

参加者 : 12 名

10月22日
成田AP~香港(トランジット)~カトマンズ

成田APに全員が集合。
今回は寝袋がカトマンズにて支給のため、荷物が少なめでセキュリティも無事に通過。
キャセイAIRは定刻にてテイクオフ。(前回のパキスタンAIRは遅延で有名)
香港にて3時間のトランジットでドラゴンAIRに乗り換え。
ダッカに寄ってカトマンズAP到着。
イミグレの係官が新人なのか、新しくなったビザ印(駐日大使館発行)が解らず時間がかかってしまった。
コスモトレック(カトマンズにある日本人経営のエージェント)の迎車でホテルへ。
大津夫妻の歓迎をうけて、今回のガイド(アン・ダワ・ラマ)も紹介された。
明朝が早いので早々に各人の部屋へ・・・

10月23日
カトマンズ~ポカラ~カーレ⇒オーストリアン・キャンプ

カトマンズの国内便空港は相変わらず混雑している。
遅延・運休で有名な国内便だが、ポカラ便は定刻にテイクオフ。
好天に恵まれて機上ではヒマラヤの山並みが見えた。
右側の座席に座るとマナスルも見ることができる。
ポカラAPからはマチャプチャレが実に美しい。
早々にバスに乗り換えてカーレへ。
途中、アンナプルナとマチャプチャレのビュー・ポイントにて撮影会。
以前、一人でポカラに来てサランコットの丘から展望した時は、雲間から時々見える程度だった。
カーレからトレッキングのスタート。
谷を隔てた前方の山上にチラリと見える建物が今日の目的だそう。
急な斜面を下って谷へ下りてから倍くらいの高度を登り返す。
オーストリアン・キャンプに着くと再びアンナプルナとマチャプチャレの大展望が待っていた。
トレッキングのスタートを祝ってビールで大宴会。

10月24日
オーストリアン・キャンプ⇒ポタナ⇒ビチュック・デオラジ⇒トルカ⇒ランドルン

石段まじりの尾根道を登って行くとポタナの村。
そこからも緩い登りが続いて峠となるデオラリ。
ここから急な下りとなって吊り橋を渡る。
橋の手前にバッティ(茶屋)が有って、2時間の昼食。
これからも昼食は2時間かかる。
注文をしてから台所に火が入り、調理が始まる。
ビスタリ、ビスタリ(ネパールではゆっくり、ゆっくり)これがネパール・タイム。
谷の右岸を巻くように登って行くとトルカの村。
さらに石段を下ってゆくと吊り橋を渡る。
しばらくして大きな村がランドルン。

10月25日
ランドルン⇒ニューブリッジ⇒ジヌ・ダンダ⇒チョムロン

今日はスケジュール上で一番キツイ日程らしい。
モディ・コーラの川原へ下って行くと滝の見える小さな吊り橋が有る。
まもなく大きな吊り橋が現れて、そこがニュー・ブリッジ。
右岸の尾根に向かって急な登りに取りつく。
途中でシャウレ・バザールへの分岐を過ぎ、さらに尾根を乗り越えて支流のキュンム・コーラを渡って2時間の行程でジヌ・ダンダの村に着く。
この村はずれには温泉が有る。
再び痩せ尾根の標高差700mの石段が続く急登をひたすら頑張るとダダパニからの道に合流する。
思った程はキツクなかった。
ここからチョムロン・コーラに向かって緩い下りを進むとチェムロンに着いた。
展望が開けており、マチャプチャレの左にアンナプルナⅢ峰とガンガプルナ。
さらに左にはアンナプルナ・南峰とヒウンチュリが見える。

10月26日
チョムロン⇒シヌワ⇒クルディガール⇒バンブー⇒ドバン

宿から急な石段の下りを1時間。
吊り橋を渡って対岸の尾根を登る。
尾根上はシャクナゲと竹林が続いてシャルボン、ティリチェ、バヌワの集落を通過してシヌワに着く。
ここは見晴らしが良い。
緩やかな上り下りが続いて、クルデガール。
この集落は今では一軒のみ。
石段を下って左手に岩山が見えてくると道は樹林帯に入る。
途中で名前のとおり竹林となったバンブーの集落をとおって、左からの沢を幾つか吊り橋で渡るとドバンに着いた。

10月27日
ドバン⇒ヒマラヤホテル⇒ヒンコ⇒デオラリ

今日の行程は短い。
見晴らしの無い樹林帯の緩い登りが続く。
小さな沢を幾つも渡って、モディ・コーラの川筋に近づく。
ヒマラヤ・ホテル(地名)は見晴らしがよくない。
両岸の岩壁から落差の大きな滝がいく筋も見える。
やがて二段になったより大きな滝がみえると、大きな岩小屋の様になった所がヒンコ。
その先は200mくらいの岩場の下を通過する。
積雪のある時は雪崩の心配がある場所らしい。
午前中にデオラリに着いてしまった。
これまで好天に恵まれたが、ヒマラヤは午後に雲がわいてくる。
今日は、我々が宿に入ってから雨が降り出した。
夕方には豪雨となり、その中をずぶ濡れになったトレッカーが上がってきた。

10月28日
デオラリ⇒パガール⇒マチャプチャレBC⇒アンナプルナBC

昨夕の豪雨を心配したが、朝は星が出ていた。
いよいよアンナプルナ内院に入って行く。
川原に沿って登って行くと、やがてアンナプルナ氷河のモレーンに近づく。
モレーンに向かって小さな丘を登り、その先は尾根を行くとモレーン上に出て、マチャプチャレBCのロッジに着く。
高度が上がってきたので苦しい。
山側の斜面と氷河の間に出来た窪地状の所をビスタリ・ビスタリ。
ゆっくりと登って行くとアンナプルナBCのロッジに着いた。
内院の展望は素晴らしい。
直ぐ近くに聳えるアンナプルナ南峰7219m、そこから時計回りにアンナプルナ主峰8091m、カンサール・カン7485m、タルケ・カン7193m、アンナプルナⅢ峰7219m、そしてマチャプチャレ6993mへと連なる。
そして、前衛にはトレッキング・ピークであるテント・ピーク5663mが大きく見えている。
何時までも飽きない景色だ。

10月29日
アンナプルナBC 停滞

今日まで予定通りの行程だったので連泊で休養日。
午前中はモレーン上の小高い丘まで散歩。
高度が上がったのでやっぱり息が切れる。
ここまで上がるとアンナプルナ氷河の全貌が良く見える。
アンナプルナ南壁。
英国隊が南壁初登頂したバットレスの右側バットレスが日本隊が登攀したルート。
詳細が良く見える。
天気が良いのでロッジの前に椅子を持ち出して談笑をしていたら、英国隊と日本隊のバットレスの間のルンゼから雪崩が起きた。
かなり大きな雪崩だったが、氷河に達した時にはものすごい爆風を起こして我々の方に走ってきた。
我々はモレーン上の小高い所に居るので大丈夫だとは思っていたが、少々心配になった。
まもなく雪崩は氷河上で止まった。

ここまでの間に疲労が蓄積していたのかもしれない。
高度障害の影響が出ているのかもしれない。
ロッジ食の油が合わないのかもしれない。
食事が喉を通らない。
無理に食べると戻してしまう。
何とか持参の「どん兵衛のうどん」で凌ぐ。

K . I 記


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