アンナプルナ内院(ABC)トレッキング Ⅲ

 

2013年10月22~11月07日

参加者 : 12 名

10月30日
アンナプルナBC ⇒ マチャプチャレBC ⇒ デオラリ ⇒ ヒマラヤホテル ⇒ ドバン

いよいよ下山。
下りは高度順化の必要が無いので上りの二日分を一気に下る。

10月31日
ドバン ⇒ バンブー ⇒ クルディガール ⇒ シヌワ チョムロン

行程の中で一番長い区間なので、下りも一日かかった。

11月1日
チョムロン ⇒ ダダパニ

チョムロンよりしばらく進むとタゥルンに着く。
ここで往路と分かれて右に行く。
尾根を回り込むようにして、上り下りが続く。
やがて、キュムルン・コーラに向かって石段の混じったジグザグの下り道との分岐となる。
右へ行く道を選んで樹林帯の中を、小沢を幾つか渡るとキュムヌー・コーラの吊り橋を渡る。
正面の急な尾根に取りつき、稜線まで頑張る。
稜線に出てから尾根通しに進むとダダパニに到着する。
案外早く着いたので、例によってビールの値段を値切って乾杯。

それぞれが部屋に分かれてからすぐに、M氏が大変だとの連絡が入る。
食堂へ行くとM氏が長椅子に横たわっていた。
Y氏と二人でアルコールの追加を買いに来て、財布を出した所で倒れたそうだ。
どうやら重態のようなので、早速ヘリコを要請する。
今日はポカラの天候が悪いので飛べないとの返信が入る。
M氏は少し落ち着いてきたので、ベッドへ移して安静にする。

11月2日
ダダパニ ⇒ バンタンティ ⇒ デオラリ ⇒ ゴラパニ

早朝よりガイドの電話で連絡をとるも、なかなかヘリコの情報は入らない。
心配しながら2時間ほど待つ。
今、ヘリコがポカラを飛び立ったとの連絡が入る。
しかし、なかなかヘリコの爆音は聞こえてこない。
再び電話がはいいて、ヘリコはジョムソンで給油してからこちらに向かうとのこと。
急いでベッドマットごと皆で運びだし、隣の宿の広場まで運ぶ。
間もなく山影より爆音が聞こえ、へりこの姿が現れた。
一回旋回してから一気に広場へ着陸。
M氏をマットごとヘリコに積み込む。
山のパートナーであるS氏が一緒に乗り込んで付き添う。
すぐにヘリコは飛び立った。
10分~15分位の時間だった。

我々も直ぐに出発の準備。
ロッジの前の石段を下るとガンドルンからの道にあたる、右折して樹林帯を行く。
ブルンディ・コーラに下ってから、急な上りを頑張ると岸壁の下に数軒のロッジが有るバンタンティ。
沢沿いを小沢を幾つも越えて登ると、やがて平坦な道となりデオラリに着く。
見晴らしの良い尾根上を下る。
晴れているとダウラギリが良く見える。
学校が見えてくるとゴラパニ上村だ。
ゴラパニは大きな村でお土産やもあり、ロッジも沢山連なっている。
ブーンヒルからの大展望を目的とするトレッキングの到達地でもある。

11月3日
ゴラパニ ⇒ ブーンヒル ⇒ ゴラパニ ⇒ ナンゲタンティ ⇒ ウレリ ⇒ ティルケドゥンガ ⇒ ヒーレ

早朝に起きだして、ヘッドランプを点けて1時間ほどブーンヒルを目指す。
暗くて前後はよく解らなかったが、頂上に着くと大勢の人が居てびっくりした。
こんなに大勢の人がゴラパニに泊まっていたのだ。
かなりの寒さに耐えて待つこと1時間以上。
カリガンダキの谷の向こうにダウラギリ連峰がシルエットに浮かび上がる。
右手にはアンナプルナ南峰とマチャプチャレ。
アンナプルナ主峰も頭だけ見える。
ニルギリ峰、トゥクチェ・ピークも見える。
後方遥かにマナスルが小さく見える。
陽が昇って真っ白でヒマラヤ襞のあるダウラギリ連峰は圧巻だ。
宿に戻ってから朝食。
ゴラパニから森林の中を下って行くとナンゲタンテ。
ここからはシャクナゲ林の中を行く。
やがてバンタンテの村。
尾根道を巻いて山腹の緩やかな道を行くとウレリ。
ここからは標高差500mの石段が続く下り。
途中で登ってくるトレッカーとすれちがうが、下りで良かったと思う。
下りきって橋を渡るとすぐにティルケドゥンガ。
我々はもう少し先のヒーレまで頑張った。

明日は久しぶりにポカラに帰るので、ガイドとポーターも参加しての打ち上げパーティ。
ちょうど居あわせたオーストリアの中年トレッカー隊も混じって、飲めや歌えや踊れやの 大騒ぎとなった。

11月4日
ヒーレ ⇒ マタンティ ⇒ ビレタンティ ⇒ ナヤプル ~ ポカラ

ブルンディ・コーラの左岸に沿ってゆっくりと下って行く。
だんだんと人里らしい景色となって行く。
人家が多くなって大きな村ビレタンティに着く。
道が二手に分かれて右の立派な橋を渡るとナヤブル。
小さなバザールを幾つか過ぎるとドーリ・コーラの吊橋を渡る。
前方の広い道を登るとナイヤプルに到着。
バグルン街道に出来た新しい村。
我々の様にトレッキングを終わってバスを待つ人。
これからスタートする人。
ガイドやポーター達。
茶店の店員。
バスの運転手。
等などごった返している。
我々のチャーターしたバスが到着。
1時間ほどのバスの旅でポカラのホテル着。
Y氏とガイドはM氏が入院している病院へ。
その他は各自の部屋に入って早速シャワーを浴びる。
久しぶりにシャンプーをしてすっきりとした。
夕方になって、ポカラの街へ出て凱旋の晩餐。

11月5日
ポカラ~カトマンズ

午前中は全員でポカラの街を散歩。
ここは観光名所がほとんど無いので、お土産店をひやかしたり、ペワ湖の湖畔を散歩するが時間を持て余す。
当然湖畔のレストランでビール。
ポカラからカトマンズへの国内便は定刻にテイクオフ。
無事にカトマンズへ戻りました。
夜は大津ご夫妻と一緒に日本食レストランへ。
なんだかお祭りらしく、従業員が帰ってしまって、オーナーの日本人夫妻と大津夫妻の接待となってしまった。

11月5~6日
カトマンズ ~ 香港 ~ 成田

カトマンズAP発23:30なので、一日自由行動となった。
皆がカトマンズは初めてでないので観光は無。
T氏のみ友人に会いに行くと分かれた。
他はタメルの繁華街へ繰り出した。
どうせ買いたいようなお土産が無いのは解っているが、時間つぶしに店を覗いて行く。
家内からもお土産は買ってくるなと言われている。
衝動買いで自分用のパシュミナのストールを買った。
ブラブラも飽きてホテルで昼寝。
夕食は再び大津氏と一緒に日本食レストランへ。
香港で3時間のトランジットを経由して成田へ帰りました。

エピローグ
天候に恵まれて、雨具を着る事もなくトレッキングが終りました。
以前にエベレスト街道をトレッキングの時は、テント泊のツアーが多かった。
今回は全てロッジ泊。
シェルパ達が稼いでロッジに投資をするので、何処のロッジも綺麗になっていた。
食事も悪くない。
登山隊以外はテント泊のトレッキングは無くなったようだ。
朝 ボールのお湯とチャイに起こされるのも楽しかったのだが・・・
以前はアンナプルナ街道は治安が悪いと言われていたが、今はそんなことは全くないようだ。
8000m~7000mの山々を沢山見ることができ、アンナプルナ内院に入るとその景観はすばらしい。
時間の無い人は「ブーンヒル」までのトレッキングをすすめます。
ここの展望もすばらしいです。

K . I 記


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