那須納会・朝日岳

 

2013年12月7~8日

参加者 : 8 名

2013年度の計画山行総括の納会と冬山訓練山行を例年通り那須で実施。
今回は土曜日の午後にロープワークと夜は1月総会の準備打ち合わせと懇親会。
ロープワークはインターネットで見たりまたは本で読んだりして霞のように理解している様子であったが実際にハーネスの着け方・ロープの結び方・坂道の4m堰堤で懸垂下降を実際にやってみて身に付いたことと思う。
後は春山での実践の前にもう一度低いところで安全を守りながら繰り返しロープの結び方・懸垂下降を身に付けて山行に応用することを学んでもらう。
翌日はピッケルとアイゼンの使い方を実際に雪の中で指導した。

12月7日(土)晴れ
車2台で午前9時武蔵浦和に集合後一路、那須インターに向かう。
混むことも無く昼前に小屋に到着。
個々に昼食を摂り1時からF、I の二人三脚講師でハーネスの着け方を指導する。
最近のハーネスはベルトを折り返さない方式も出ておりその違いも理解する。
次にテープスリングとロープスリングの使い方による違いを説明。
特にロープスリングはオートロックに使用するプルージックを中心に長さ、ロープ径による摩擦効果、マッシャー結びによるオートロックの効果そして2本のロープの結び方であるダブルフィッシャーマン結びをじっくりと指導。
これには相当時間を費やして結び方を練習した。
遊びを十分長くして末端処理を行なう意味を理解してもらう。
最後にテープスリングによる簡易ハーネスの作り方を学び緊急時の対応の仕方を学ぶ。
簡易ハーネスには150㎝のリングを使用する意味も具体的に理解できた事と思う。
2時間があっという間に過ぎ、外に出て4m堰堤で懸垂下降を行なう。
エイト環を使用しての下降を繰り返し行い何がポイントかを学ばせる。
次にATCを使用しての懸垂下降。
その扱い方の違いも実践。
最後に肩がらみで古典的な下降方法を実際に行なってみる。
どれでも出来る事を理解してもらうが、肩がらみは安定感にかけるので新人会員は不安のようであった。
最後に日没までエイト環・ATCを使用してNがテンションになってビレーを学ぶ。
午後4過ぎに日が傾き寒くなったので登山教室を終了。
小屋に戻り夜の懇親会の食料調達のために黒磯に買出しに行く。
夜の鍋料理の準備をしてから、総会準備の為の説明。
会計・装備・名簿・そして年間計画の点検等1時間以上かかり、7時から懇親会が始まる。
女性3名が腕を見せてくれた料理は美味しくて完食。
夜10時に就寝する。

12月8日(日)晴れ
午前5時起床。
朝食を摂り6時30分に大丸温泉に向けて出発。
鹿の湯を過ぎると凍結道路になりチェーンを着ける。
小屋から1時間弱でゲートのある大丸温泉の駐車場に到着。
天候は雪華が飛ぶ曇り。
冬型の気圧配置なので山の上部は昨年同様、風が強いと予想する。
7時30分に歩き始める。
荷物が無いので皆が遅れることなく森林限界に着く。
予想通り猛烈な風が息をつきながら吹く。
まだ冬山に慣れてない身体には手頃の訓練になる。
途中アイゼンを装着し、猛烈な風を受けているので避難小屋に着いて即入り込む。
昨年は茶臼岳に登っているので今年は朝日岳にする。
心の準備が出来たら避難小屋を出発。
那須でも一番風の強い避難小屋周辺で新人会員は安達太良以来の洗礼を受け、飛ばされそうになりながら慎重に前進する。
東側斜面に入ると風がピタッと止まる。
毎年雪面になる斜面、今年は夏道が出ており雪は多くは無い。
1時間30分で強風の朝日岳山頂に到着。
景色はガスで見えない為、即下山とする。
避難小屋には寄らずに途中で雪崩れる心配の無い雪面があるのでアイゼン・ピッケルワーク・滑落停止方法を指導する。
場数を踏むことによって雪山は技術向上する旨を伝え駐車場に向かう。
午後2時過ぎに小屋へ戻り、荷物を整理して近くの温泉でこの1年間の身体を癒す。
最近は多くの参加者で話題が豊富になってきた。
来年度も月2回の山行計画をたてており、多くの会員が参加してくれることを願う。
夕方6時30分に浦和駅に到着、今年の会山行がすべて終った。

Y .F  記


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