厳冬期の安達太良山

 

2014年2月1~2日

参加者 : 11 名

昨年に続き、2月に安達太良山に入る。
予報では日曜日は、日本海に低気圧が入るので南風が吹き込み天気は下り坂との予想である。
冬型ではないので安達太良特有の強風は無いと思っていた。
参加者が11人と今まで一番多いので山行で壮観であった。
天気が崩れることも無く、風が弱く、春山のような状況であった。
本格的な厳冬期の雪山が初めての会員もおり、北西風の洗礼を受けるのも経験であるが、今回のような厳冬期でも春山のようなことがあるのも経験と理解してもらう。
それでも気温はマイナスの世界で5月のTシャツで歩けるような春山では無い。

2月1日(土) 晴
武蔵浦和に朝8時集合。
2台の車は一路、東北道を二本松インターへ向う。
インターを出てチェーンを着けることも無く安達太良スキー場に午前12時前に着。
今回は人数が多いので食当の女性2人は準備で大変苦労したと思う。
参加者全員感謝である。
駐車場で共同装備、食料を11人に分けて青空の中、和気あいあいに楽しく雪山を楽しんでいる。
11人の隊列でもペースが予想以上に崩れず1時間強で勢至平に到着。
安達太良山の山頂から鉄山までよく見える。
休憩後くろがね小屋に向って登行が続き駐車場から2時間で午後2時半過ぎにくろがね小屋に到着。
今までの経験で一番早く到着した。
今回も昨年同様に満室である。
2階の更に梯子を使った部屋を当会だけの11人で使用できるようにしてくれた。
小屋の主である佐藤さんに挨拶する。
メンバーに今日の予定を説明し、4時過ぎから込み合うとのことなので早めに温泉に入ることにした。
5時すぎから女性陣6人が中心になり夕食の準備。
食事つきの泊り客が夕食を終える6時過ぎにテーブルが解放され、当会で使用できる。
今回も手巻き寿司。
テーブルに所狭しと具が並び始める。
刺身が何種類も用意され圧巻である。
珍しがって他のお客も覗き込む。
荷揚げしたビールで乾杯し、食べきれないほどの刺身を山の中で酒の肴にするとは予想しなかった。
毎年恒例の酒処『くろがね小屋』である。
途中から佐藤さんも加わり宴たけなわとなる。
午後8時過ぎに夕食終え消灯9時までのんびり。
外は風も無く星が煌めいていた。

2月2日(日) 曇
午前5時起床。
朝食の準備をする。
一般客の食事が6時からということで、その前に概ね朝食を終える。
風が弱く稜線も見えているので予定通り7時出発とする。
午後から天候が悪くなりそうなので、鉄山行きはやめて本峰の山頂を踏んだら下山する旨を説明。
雪山経験の少ない会員にはアイゼンワークとピッケルのコンビーネーション・耐風姿勢を要所で説明しながら登行し峰の辻に到着。
目の前に安達太良山頂が見える。
空は黒い雲が近寄ってきているが、見通しは良いので早めに登頂することにする。
30分で肩に到着。
荷物をまとめて空身で山頂に向かい5分で到着。
昨年よりは山頂部分は雪があって登りやすかった。
記念写真を撮り下山。
肩の前に広い20mの傾斜があるので滑落停止を訓練する。
那須では斜面が無かったのでここで実際に訓練する。
皆初めてなので思ったより止まらないというよりピッケルが顔近くにあるので怖さが先に出て手が伸びて止まらない。
それでも何度か練習している内に形にはなってきた。
使わないに越したことは無いが知識として知っておいて欲しいと説明する。
下山は早く勢至平まで1時間、駐車場まで山頂から2時間で午前11過ぎに到着。
荷物を整理し岳温泉へ向う。
昼前にいつもの温泉にはいり正午すぎには【ニコニコ食堂】に入る。
11人なので座れないと予想したが今回は全員すんなり座れた。
食事を終え、一路東京に向う。

高速は順調で午後5時半前に浦和駅に到着し山行を終えた。

Y .F  記


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