白馬岳~不帰キレット

 

2014年8月30~31日

参加者 : 14 名

この山行は、年初7月に計画されていたが天候不順で中止。
急遽8月末の米子沢の計画を変更して、リベンジすることになった。
今年の夏は16年ぶりの天候不順で連日雨が降り、山小屋関係者の話では宿泊者が2割減ったそうである。
長野・富山・岐阜県警の遭難件数は登山者が減った分遭難事故も少なかったと報告されている。
それでも梅雨明け1週間は晴れたが、以後雨が続いた。
夏休みということで日程を変更せずに無理に入山して事故をおこし、救助依頼が後を絶たなかったと、山の関係者は嘆いていた。
遭難の多くは40歳以上の単独行で、天候悪化で行動不能となっていたと報告されている
。 悪天でヘリコが飛べず、山小屋関係者がビバークをしての救出が行われたとの話には考えさせられた。
今回の山行は会員14名(男7名・女7名)が参加。
山岳会としては極めて盛り上がりのある活動であった。
ルートは日本3大キレットの一つで難易度では槍からの大キレットに次ぐコース。
中堅会員にはほど良い岩の刺激であるが、新人会員にはどの様に感じたのであろうか。
前日までの天気予報では白馬地域は雨が予想されていた。
心の中では白馬大雪渓を雨の中で登山、稜線に出たら横からの風雨に叩かれての白馬三山縦走で天狗山荘に入る事を描いていた。
翌日も雨ではキレット通過が危険なので、白馬鑓温泉経由で猿倉へ戻りかと考えてもいた。
7月・8月は、針の木岳・白馬~唐松岳縦走・剣岳定着が中止になっているため、会員はストレスが溜まっていただろう。
天候の合間に個人山行に行ってはいるが、会の山行で和気あいあいと登る楽しさは半減であっただろう。
係りとしては山小屋泊まりなので大雨でなければ実施を予定していた。
参加者からは前日までに誰一人問い合わせが無かったことが、皆の気持ちを察し出きる。
深夜の中央高速塩尻峠通過時には大雨で心配されたが、峠を過ぎると雨も止み、白馬八方尾根の駐車場まで降ることは無かった。
今回の山行は、雨予報が覆され、初日も2日目も時折青空が見える天候だった。

8月29日(金) 曇り時々雨
夜10時に新宿スバルビルへ6人、西国分寺へ4人、横浜から4人と3ヶ所から談合坂サービスエリアに向ってスタートする。
悪天候予報なので夏休み最後の土日にしては高速道路は空いている。
3台が11時15分頃に合流できた。
中には初めて会う会員もおり紹介し仲間となる。
運転を交代しながら深夜の中央道・長野道を一路白馬目指す。
AM3時30分過ぎに八方尾根第3駐車場に到着。
予約したタクシーが来るAM4時45分まで車内で仮眠。

8月30日(土)  曇り時々晴れ
予約したタクシー3台が到着。
分乗して猿倉に向う。
途中で明るくなり30分程で猿倉の小屋に到着する。
荷物を整理し朝食を摂りトイレを済ませAM5時45分スタート。
青空が雲の切れ間から見え、雨を覚悟していた会員からは明るい会話が出る。
内心、係りとしてはホッとする。
白馬尻まで1時間10分で到着。
久しぶりに参加の人、不安を持っていた新人会員もすっかり馴染んで和気あいあいと会話が弾む。
14人のまとめ役として一人ひとりに目配りする。
此処までは順調。
これからの長い時間、相当バラバラになるであろうが兎に角、天狗の小屋まで怪我の無いようにリードしなければならない。
白馬尻から直ぐに大雪渓だが、8月も後半になるとシュルンドがパックリと口をあけて危険の為右岸を巻きながら高度を上げる。
30分位夏道を歩くと雪渓の方に導かれるように赤布が付いており大雪渓の入り口に到達。
軽アイゼンを着ける。
装着後雪渓通しに1時間歩く。
日本3大雪渓(剣・針の木・白馬)に足を踏み入れている訳であるが感動は沸かない。
積雪期に多くの山を登っているからであろう。
曇り空の中から時折青空が見え隠れし陽射しが射し込む。
夏の陽射しを感じ眩しいくらいである。
大雪渓の上部に近づくと左岸に導かれアイゼンを外しながら一本立てる。
歩き出して1時間で岩室跡を通り小雪渓を目指すが、今年は既に溶けて小雪渓を歩くことは無い。
森林限界を越えると高山植物が咲き乱れ、夏の終わりで秋の花トリカブトが今年は妙に紫が濃く見える。
小さな新しい避難小屋着。
猿倉から4時間を経過し稜線まで1時間と見通しが立ってきた。
歩き出してしばらくすると村営小屋が遠くに見え始めた。
右手に白馬の主稜、左手には杓子の荒々しい側壁を見ながらの登行が続く。
AM11時前に村営小屋に到着。
ペースの上らない3名は山頂に行かずに休憩後、杓子岳方面に先行、元気な11名が山頂に向う。
10分ぐらいで稜線に跳びだし、巨大な白馬山荘が目の前に見える。
その奥に白馬岳山頂が見えている。
小屋に寄りザックをデポし、15分程でAM11時20分白馬岳(2932m)に到着。
ガスが流れて大雪渓側は見られず、黒部側の清水岳方面は良く見える。
記念写真を撮り直ぐに下降し白馬山荘に戻る。
巨大な小屋の食堂を覗く。
登山者が少なく、有名な雲上の喫茶店はガラガラであった。
PM12過ぎに白馬三山への縦走に入る。
風が弱く気分よく高山植物の写真を撮りながら白馬の稜線を1時間掛けて杓子岳に向う。
杓子岳山頂には3名の元気者が向い、残りのメンバーはトラバースルートの合流点で待ち合わせ。前方の白馬鑓ヶ岳が高く見える。
1時間で行けるような高さではない。
白馬三山は個々の山の裾野が広く兎に角大きいのが印象である。
多少の登り下りはあるもののペースは順調に進む。
白馬鑓ヶ岳の登りに掛かると上部に3名の人影が見えた。
コールを掛けると先行している当会の3名。
山頂には杓子岳から1時間で全員14名が到着する。
記念写真を撮り最終目的地の天狗山荘に向う。
途中、鑓温泉への分岐を通りPM4時20分に天狗山荘に到着。
80名しか泊まれない小さな村営小屋である。
本日は30名の宿泊と聞き、半数は当会であった。
6人定員の仕切り部屋を4室提供される。
夏山の混雑を想像できない、3名の割り振りで寝られる贅沢さ。
夕食まで1時間あり早速宴会。
ほぼ計画書通りの時間で初日を終え係りとしてホッとした。
夕食を6時前に終え、自炊室で二次会を行う。
寝不足で疲れた女性は早寝をしたが、大方のメンバーで1時間。
初めて多くの会員と共に行動をした女性会員も笑顔が耐えない。
明日の天気が雨の降らないことを願ってPM7時に就寝。
夜中に何度か目を覚まし外に出て見る。
ガスの中であるが雨は降っていない。
会員の話では夜中に屋根を叩く雨音を聞いたとのことであった。

8月31日(日)  曇り時々晴れ
AM3時30分起床。
前夜にパッキングしてあるザックを自炊室に移動。
モーニングティーを飲んで朝食を摂る。
風も無く雨も降っていないので不帰のキレットに向うことにする。
出発AM4時45分。
ヘッドランプを点けての登行。
晴天では無いが遠くが白みかかり、ご来光が見える様相に変化してきた。
天候は予想していなかった好天へ向かい、内心『ヤッター』という気持ちになる。
予報では土日雨ということで、雲海の上に来ないと天気は判らないものである。
天狗の頭でAM5時20分過ぎにご来光に迎えられ感無量。
山を行く人の一日で最初の喜びはご来光である。
山へ行けば必ず見られるものでは無いだけに体調・天候・稜線(山頂)等の条件が揃ってこそ見られる。
【神々しい】という表現が良く使われる。
いよいよ日本三大キレット(槍の大キレット・不帰のキレット・八峰キレット)の一つを通過する。
難易度では2番目。
山荘からご来光を見たりして時間が掛かったが1時間後に天狗の大下り地点に到着。
簡易ハーネスを着ける。
ここから鎖場を通りキレットまで1時間の下り。
乾いているので注意しながら下降する。
女性陣も岩登りの基本をクリアーしてきたので予想以上に短時間で通過。
不帰1峰の登り返しが始まる。
鎖場あり梯子あり等岩の感触を楽しみながら登る。
1峰で小休止して、2峰北峰に向う。
鎖場と梯子と岩場の通過と少し神経を使うが、全員が怖さは感じて無いようだ。
そして2峰の南峰までは30分。
核心を通過した。
ここから3峰は巻き道で唐松岳までストック使用で歩ける。
気持ちの中では3峰と思って登りつめた所が唐松岳(2696m) AM10時10分到着。
いつの間にか3峰は通過していたようだ。
後続パーテイを20分待って合流後記念写真を撮り、唐松山荘経由で八方尾根を下る。
エネルギーの余っている若手6人が先行して、2時間30分で八方山荘に到着。
2番目のパーティが到着後リフトとゴンドラを乗り継いでPM2時30分前に第3駐車場に到着。
荷物を整理し目の前の「第2郷の湯」で疲れを癒やす。
30分遅れで最後のパーティも到着し温泉に向う。
PM4時過ぎに一路東京へ。
長野オリンピック道路経由で長野ICに向う。
5時過ぎに長野ICを抜け大きな渋滞も無く、横川インターで各方面へ解散。
西国分寺・武蔵浦和組はPM9時前に到着、横浜組も10時前には到着し今回の山行を終える。

Y ・ F  記

SUさんの白馬岳~不帰キレット

山は最高です

その時にしか見ることのできない美しい景観を満喫。
稜朋会の山行で初めてのご来光。
水墨画のような雲海と霧に佇む山々。
まだまだ経験値の少ない私には恐怖心も起こらない鎖場。
興味と体験の楽しさが、全てを夢中にさせる。

八方尾根の駐車場からタクシーで移動。
個人では費用がかかり二の足を踏むが、山岳会に入会して良かったと思う。

この時期の雪渓・・・ さすがに高い山である。
高山植物との出会い・・・とても可憐で綺麗。 (名前は知らないけど)
白馬岳(ガスで何も見えなくて残念)から杓子岳に向かう。
白馬三山は「白馬岳」、「杓子岳」、「白馬鑓ヶ岳」を登らないと達成しないと誘われて杓子岳に登る。
健脚の先輩に必死で着いて行く。
登って良かったと感謝です。
山小屋の懇親会は、他のお客も交えて楽しく過ごす。
「稜朋会の仲間になったらよろしく」と話していたので楽しみですね。

2日目はヘッドライトを点けて出発。
周囲が白み始め朝日が昇ってきました。
感動です!
不帰キレットは鎖場でカラビナを使って安全確保しながら進む。
不安に思わないのはなぜ?楽しいのは何故?
きっと危険な場面を感じたことが無いからだと思う。

最後の下山はトレランのように駆け出す。
ここも死にもの狂いで追いかけるが、途中で断念する。
反省点は「八方池」を楽しまずに通過したこと。

久々の山行に胸が高まりました。
また天候が良くないのだろうかと心配をしたが、最高のコンデションの山行でした。
一つ一つが良い思い出である。

SIさんの白馬岳~不帰キレット

8月29日夜我々横浜組は東戸塚駅に22時集合。
新宿、西国分寺集合組と23時45分談合坂SAで待ち合わせをした。
時間に遅れずホッとしたのもつかの間、総勢14名車3台で長野八方駐車場に向かう。 今回は白馬岳から不帰キレットを通過し唐松岳までの縦走コース!
天候に不安が残るがワクワク、ドキドキで一杯だ。

仮眠を取り駐車場からリーダーが予約してくれたタクシーで猿倉に向かう。
猿倉で朝食を取り出発。
林道、岩歩きを通過しほどなくしてかの有名な白馬大雪渓に到着。
雪渓の状態が悪く、しばらくは急なガレ場を進む。
歩きにくいなぁ~と思っているとやっと雪渓歩きの開始だ。
これが想像以上に長く感じた。

はっ!と気付いた時には白馬山荘が見え始め、俄然元気が出てきた。
少しだるくなってきた脚に頑張れと言い聞かせながら白馬山頂到着!
素直にうれしい。
しかし、ここからが想像をはるかに超えていた・・・・・

ルンルン気分であとは天狗岳山荘を目指すだけと思っていたが、アップダウンのオンパレード。
杓子岳をトレースし白馬鑓ヶ岳を登頂した辺りまでは記憶がある。
その後の記憶は天狗山荘、天狗山荘、天狗山荘はどこだぁ~~!!
やっとの思いで16時頃に山荘到着。
長い一日だった・・・

翌朝、朝霧の中唐松岳に向け出発。
今日は不帰キレットに胸躍らせる。
稜線に出たところで雲海の絶景に出会い、空を覆っている雲と雲海の間にご来光を拝むことができた。
しばし皆で写真撮影タイム。
それにしても本当に素晴らしい。
余韻に浸りながら不帰を目指す。
天狗の大下りから不帰一峰、二峰を先輩方の先導のもと確実にクリアしていく。
疲れを感じることなく三峰はまだかまだかと進んでいくと急に人が増えてきた。
いつの間にか唐松岳山頂に到着していた。
三峰はどこだったのか・・・
あとはひたすら八方に向け下山だ。

3000m級の稜線歩きを終えると思うと下山するのが寂しく、このまま五竜岳まで行きたいとさえ思った。
人気のある山はそれなりに理由があることがわかる。

最後に大人数という山行の計画、タクシーや山荘の予約、飲み物の手配。
また、行動中の指導などリーダーをはじめ先輩方には大変お世話になりました。
ありがとうございます。

Nさんの白馬岳~不帰キレット

8月最後の土日、白馬三山から唐松岳への縦走は、雨の心配をよそに静かでハードな山行を楽しむことが出来ました。
太平洋側に前線が停滞していてはっきりしない天気予報。
今年の夏は御盆前に来た台風11号以来山は天気に恵まれていないので今回も雨を覚悟。
雨具を着込んでの山行と諦めていましたが、全行程を通して雨に降られることなく時々はガスが切れ山の全容や景観を拝めたので、天気にも恵まれた山行になりました。
去年の9月横尾本谷以来私にとっては久しぶりの北アルプス、特に稜線上を縦走するのは2年ぶり。
「やっぱり北アルプスは大きいなあ!」と感じました。
八ヶ岳や谷川岳も素敵な山ですが、三千メートに近い山々が連なる北アルプスは別格。夏に登山客が殺到するのも頷けます。
猿倉から大雪渓を登り白馬岳を目指すコースは雪渓を通過すると色とりどりの花も楽しめるゴールデンコース。
変化にとんでいるので登りの苦しさを軽減させてくれました。
頂上での記念撮影時はガスでしたが、時々青空が覗き大きな山容を堪能しました。
ここまでは順調、元気もバリバリでしたが縦走は甘くなく、杓子岳、白馬槍ヶ岳を経由して天狗山荘までの遠かったこと。
槍温泉へ下る分岐点通過後、山小屋の屋根が見えたと喜んだら大きな岩でガッカリ。
疲れとガスで冷静な判断が出来なくなってしまうのですから怖いです。
ガスの中に山小屋が見えたときは、また幻影ではないかと疑い、皆で大笑いでした。

翌朝は5時前に天狗山荘を出発。
天狗の頭を越えたところで日の出を拝むことが出来ました。
朝日を浴びてパワーを充電。
四方の山々と雄大な素晴らしい景観に「この感激は登った人でなければ味わえない!」山登りが出来ることに感謝です。
朝日にパワーを貰った後は気を引き締めて今回ルートの核心部、天狗の大下り。
不帰のキレット通過です。
要所要所に鎖、梯子があり助かりましたが、基本は三点確保、慎重に足場を選び焦らないよう努めました。
春以降、何度か岩登り講習で教えて頂いた事、山行の度毎にアドバイス頂いている事が今回の様な岩場通過に役立っていることを痛感しました。
新人の指導にご尽力下さっている先輩方、有難うございます。
キレットを通過し唐松岳に登頂したら途端に登山客が増えました。
さすが人気の山です。
ここからは危険箇所も無いので一気に下山。

雨に降られず、朝日を浴びられ、縦走路は人気少なく静かな山行が楽しめ、岩場のスリルも味わえ、山小屋もゆったりスペースとなった今回の山行に大満足でした。

SAさんの白馬岳~不帰キレット

今年の夏山山行はことごとく天気に恵まれず、雨中決行・山行中止の連続でストレスがたまる日々が続いていたが、今回の山行も天気予報は芳しいものでは無かった。

八方尾根の駐車場からタクシーで猿倉に移動し登山開始。
雨はなく時々白馬の山並みが覗えるまずますの出だし。

白馬尻小屋を過ぎ暫くすると大雪渓へ。
アイゼンを履き順調に高度を稼ぎ思いのほか早く雪渓を抜けて一休みの最中にザックの中を整理中に「缶チューハイ」と「缶ビール」を雪渓にゴロゴロと落としてしまい破損。
「缶チューハイ」はその場で回し飲みとなってしまう。(後で缶ビールも同じ運命になるのですが・・・・)

避難小屋を越えお花畑あたりから太陽が顔を出し時々稜線が見えてくる。
天気予想を裏切る好天に。
やはり青空と太陽はありがたく気持ちが高揚してくる。
(※恥ずかしながら咲き乱れる紫色の花がトリカブトだと今回学習をする)

白馬岳の山頂を踏み杓子岳~白馬鑓ヶ岳へ。
さああとは今夜の宿、天狗山荘までひと踏ん張り。
町営の天狗山荘はこじんまりしているがゆったりとした空間を過ごすことが出来きた。

翌朝はまだ暗い4時40分に小屋を出発。
御来光はしばし皆の足が止まり、撮影会が始まる。 素晴らしい日出で久々、山行の醍醐味を感じた瞬間であった。

いよいよ岩稜地帯を迎え簡易ハーネスを装着し鎖場はカラビナで自己確保しながら慎重に進むがカラビナの掛け替えが途中から煩わしくなり意識が集中していなかったのが反省点。

唐松岳の山頂から八方尾根への下山は危険箇所もなく一気な駆け下りでちょっとしたトレラン気分。
※途中で綺麗なお姉さん(たぶん山雑誌の取材かと思われるが)に足が止まってしまった自分に笑う。

今回は14名と大パーティーでリーダーは大変だったと思うが予想外の好天で楽しい山行になった。

Yさんの白馬岳~不帰キレット

出発の3~4日前から、天気予報「てんきとくらす」を毎日午前と午後ににらめっこ。
お天気は雨予報。
山小屋泊りなので、きっと中止にはしないだろうと予測。
雨対策をしてパッキングしました。

雨ではなく、せめてガスになってくれればという願いをかけて出発。
都内もその先も走行中は雨。
日頃の行いが良かったのか、猿倉に着いた時は雨が止んでくれました。
去年も猿倉を出る時は雨が降っていませんでしたが、雪渓の辺りから大雨でした。
今回も、そのうち降られるのではと思っていましたが、雪渓を歩いていた頃には青空もみられ、避難小屋を通過してお花畑の辺りでは奇跡の青空が広がりました。
すばらしい景色で歩くスピードも遅くなります。
頂上小屋にゆっくり登って5時間半で到着でした。
まだ、余力が残っており、去年とは全く違う体力に自分自身も驚きました。
この一年、月に必ず2度は山を歩いていましたので、体力が着いたのだろうと実感しました。

白馬岳へ登り、さらにまた3時間歩くとの事。
幾つもの山を上り下り、先の岩が天狗山荘に見えた。
幻覚を見るほどに疲れていました。
途中の白馬鑓ヶ岳の大きさには感動。
杓子岳の山頂は、次回槍温泉へ行く時にとっておきましょうと捲き道へ。
それにしても、天狗山荘までが遠かったこと。
山荘に着いて、疲れのせいかめまいと頭痛がして宴会に参加できませんでしたが、ぐっすりと寝られましたので、翌日は元気モリモリでした。

天狗の頭から見たご来光は神様からの贈り物。
あのオレンジの光はいまだに目に焼き付いています。
感動の一瞬でした!
今回の山場。
不帰の嶮は私にとって挑戦。
一年前の私でしたら到底行けなかったでしょう。
ビビリの私でしたが、少しずつ岩の訓練を受け、那須朝日岳で実践訓練もしてきたからこそビビらなかったのだと思います。
怖くてどうしようもないという場面も有りませんでした。
思ったよりも足場、鎖場が整っていましたので冷静に歩けました。

まだまだ歩くのかと思っていたところ、突然唐松岳の頂上に到着。
唐松岳から八方池への下山はとても綺麗な雰囲気。
走って下山したのは少し勿体なかったな~
今度、晴れた日に唐松岳へ登ってみたいと思いました。
最後までカッパのお世話になる事もなく、誰も怪我が無く下山できたことはとても嬉しく思いました。

またまた、北アルプスが好きになりました。
今度は、もっと天気が良い日に行きたいですね・・・・・



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