残雪の北八ヶ岳

 

2015年4月11日~12日

参加者 : 12名

出発日の朝方は雨が降っており、気持ちの上でテンションが上がらない参加者もいたのでは? しかし予報は日曜日晴れ。
この予報に期待を持ち武蔵浦和駅に会員が集まってくる。仕事の関係で1ヶ月ぶりの参加者もおり声を掛け合う。
いつもの顔ぶれが揃うと賑やかな最近の当会の雰囲気。 テント泊で荷は重いがハイキングクラブに無い山岳会の重厚感が漂う。

4/11(土) 雨のち雲
朝7時30分に武蔵浦和に遅れることなく12人集合。一路、上信越道佐久南インターに向かう。
現地の駐車場に昼頃着いても十分明るいうちにテント場に着けるとのリーダー判断で高速道は控えめに進む。
佐久南インターを抜け一般道を松原湖経由で稲子湯に向かう。雪も無くチェーンを着けないで済む分ホッとする。
稲子湯から更に林道をゲートまで進み車を止める。恒例の荷物の分担をリーダーより指示を受け全員でボッカする。
昼前に歩き出す。今日の歩行は長くても2時間強。雨は上がり雨具を着けない分蒸れないで済んだ。
歩き出して1時間位から本格的雪面になるが春の残雪。アイゼンを着けるほどでは無く午後3時前にしらびそ小屋に到着。
テント泊手続きをし直ぐ裏のテン場に3張の設営準備をする。
雪上テント泊初めての会員もおり、圧雪方法から指導を受けテントの張り方を学ぶ。
3時にはテントを張り終え女性陣が中心になって夕食の準備をしているうちにボッカしたアルコールで宴会が始まる。
2張で宴会と夕食を終える頃暗くなり7人用テントに12人が入る。窮屈であるが入れるものである
全員で5月の立山合宿の話をし今年は12~14人位になり、新人含めてのルート選択で盛り上がる。
天気が良ければ寒いが絶景が見られる感動の場所を説明する。夜8時過ぎ明日に備えて就寝とする。

4/12(日)快晴 無風
夜中に目が覚め、何度か外を見て満天の星。最高の条件で天狗にアタックがかけられる。
久しぶりの天狗への快晴のアタック日。3時に起床し5時出発でリーダーより指示がでて与えられた係りが任務を粛々とこなす。
アタック日の朝は時間との勝負。2時間はアッと過ぎてしまう。
アイゼン装着やキジ場等を考慮すると1時間30分で朝食や荷物分担を終えなければ出発時間が遅れてしまう。
特に5人以上の整数倍には更に時間が要する。今回は遅れないで済んだ。オンタイムで明るくなったテント場を出発。
クラストした雪にアイゼンの鳴く音が心地良い。
標高差500mを約2時間で中山峠2400mに到着。峠前の急勾配は難儀するが全員遅れることなく通過。
森林限界の稜線に向かって更に穏やかになった道を前進。
森林限界を越えると正面に東天狗の山頂が見えると同時に北アルプス 後立山 信州浅間山と景色を堪能する。
しらびそ小屋から約3時間で東天狗岳2640mに到着。相変わらず風は穏やか。大休止をし正面の雪の丸山に見える西天狗岳に向かう。
30分ほどで2645mの山頂。南アルプス、御岳、中央アルプスが見える。南八ヶ岳に隠れて富士山は見えない。記念写真を撮り東天狗に戻る。
東天狗から下降は早く2時間位でテント場に着きテント撤収をする。午前11時30分にテント場を後にして12時50分には駐車場に到着。
途中 日帰り温泉に入り関越道で渋滞に入りながら夜8時に武蔵浦和に到着した。
大人数のパーティをまずは怪我・事故無く案内し、そして登頂する責務を果たした責任者諸君に感謝すると同時に場数を踏んで更に学ぶ機会を得て後輩仲間の模範になる山案内人になることを期待します。

Y・F 記

土曜日AM7:30に都内に集合、小雨。雨の中、関越自動車道は渋滞はなく11:40頃ミドリ池入口駐車場 着。駐車場まで雪はなく順調だった。
幸い雨はあがっている。共同装備を分散する。幕営の為、荷物が重い。橋を渡って林道を進み途中から山道。2時間ほどで、しらび小屋に到着した。
幕営地は小屋の裏側。小屋にテント泊の挨拶をして料金を払う。
幕営が始めてのメンバーもいる為、雪上でのテント設営の説明をしながらテントを建てる。
後は、早々にテントに潜り込んでのんびりすごした。

翌朝、まだ暗い中で起床すると快晴。無風。日の出前なので月が輝いている。薄暗い中ヘッドランプを点けて樹林帯を進む。
徐々にのぼりがきつくなり最後、稜線を見上げながら急坂を超えると中山峠だった。中山峠から先は快適で眺めのよい稜線。
硫黄岳、赤岳、蓼科山をはじめ、北アルプス、南アルプスまで良く見えて風も無く快適。
昨年お正月に唐沢鉱泉から西天狗→東天狗と歩いた時は、強風と雪で何も見えなかったのだが…
春山を楽しみながら東天狗を通過して無事、西天狗岳に登頂。天気が良いためか黒百合ヒュッテ側から多数の人が登ってきている。
しばらく景色を楽しんでから、来た道を戻る。中山峠直下の下りが急坂。ストックをピッケルに持ち替えて慎重に進む。
幸い雪が柔らかくアイゼンが利いて歩きやすかった。下りも順調。しらびし小屋まで戻ってテントを撤収。
ここから下は、上り返しも無く小屋から1時間ほどで駐車場に着いて、今回の山行を終了した。
4年連続、積雪期の天狗岳を目指したが、雪が多くて途中で時間切れになったり悪天候だったりした。
今回はじめて山頂からの景色を楽しめる山行になった。

H・K(係) 記



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