2016年4月18日
残雪の唐松岳

平成28年4月9日(土)~3月10日(日)
参加者 11名

残雪の唐松岳は快晴・絶景で大当たり~!
日本の名峰が集う北アルプスは標高3000m級が連なる山脈、山好きであれば少なからず憧れを抱く地。
積雪時ともなれば十分な装備がないと登れない山域ではあるけれど、唐松岳はその中でも比較的容易に登れる山として雪山入門でも紹介されていたりする1座です。

スタート地点となる八方池山荘まではスキー場のゴンドラやリフトを使えるため、標高を一気に稼ぐことができ、スタート地点からいきなり絶景が楽しめる人気の山です。
4月初旬、春の気配と残雪を楽しみに行って来ました。

4月8日(金)22:00
新宿西口スバルビル前集合

4月9日(土)
2:00 道の駅安曇野松川にて仮眠
7:00 八方尾根駐車場
8:00 ゴンドラ乗車
8:45 ゴンドラとリフトで楽々八方池山荘に到着
9:00 オーバーズボン、スパッツを付け準備完了。唐松岳目指し出発!

八方池山荘から八方山へ向けての上り始めは所々、雪が溶け木道や登山道が出ているのでアイゼンを付けずに登る。
八方池山荘の第1ケルン、八方山のケルン、トイレのある第2ケルンを通過すると八方ケルン、八方池の第3ケルンに丸山ケルンと唐松尾根はケルンがいっぱいだ。
八方山に上ると目指す雪をまとった唐松岳や不帰ノ嶮が鋭く聳えている。
右側向こうには白馬三山。一番尖って見える鑓ヶ岳から右に、杓子岳、白馬岳。

そして左側向こうには鹿島槍ヶ岳と五竜岳。
中央のピークが五竜岳で、そこから左手に伸びる遠見尾根の稜線の上に僅かに頭を覗かせるのが双耳峰の鹿島槍ヶ岳。
快晴に恵まれての大パノラマにテンションマックス! 背中の大きなザックの重みも苦にならない。
まだ沢山の雪で覆われている八方池を右下に見ながら広大な雪田の斜面をダケカンバの林のある下ノ樺へ進む。
風があるため、適度に身体が冷やされ汗をかかず気持ちよく登れる。

11:00 急坂手前の少し平坦な場所に到着、今回の幕営地だ。
雪面を平らに整地し、大小のテントを張る。
天気は最高、青空にダケカンバの白い枝が美しい。

12:10 テント設営後、アタックザックを準備し唐松岳へ出発。
アイゼンを付け、ピッケルを携行。
最初の急坂をクリアすると傾斜が緩み爽快な稜線となる。 快晴の空のもと広~い雪稜を順調に登って行く。
紺碧の空に向かって登っていく気持ちイイロケーションだ。

12:50 やや傾斜が増した広い斜面を登り、標高2430メートルのドーム状のピーク、丸山に到着。
丸山に立つと、不帰東面が大迫力「うわ~!凄っ!!」
右手前方に大きく切れ落ちる不帰キレット、天狗岩稜、鋸の歯の様な不帰ノ嶮の急峻な岩峰。近づくほどに迫力を増すその景色に興奮、何度も感嘆の声をあげる。
丸山ケルンから振り返ると眼下には白馬の街、左手方向には雨飾山、火打山、妙高山などが見える。

13:50 丸山から先はやせた尾根が連続するので慎重に行動、小さなコブをいくつか越え、雪稜を登り唐松岳頂上山荘の真上にでる。
ピラミダルな山容の唐松岳が目に飛び込んできた。劔岳の雄姿もアッ~プ!
唐松岳への最後の登り、唐松沢側は鋭く切れ、雪庇が張り出しているので注意しながら真っ青な空に向かって登る。

14:20 標高 2696メートルの唐松岳山頂に到着、あっちもこっちも360度の素晴らしい大展望!
黒部渓谷を隔てた剣岳と、ボリューム感あふれる五竜岳が素晴らしい光景だ。
半分雪に埋もれた山頂標識を囲み記念撮影。
風が強いので写真を撮り早々に下山を開始する。
下りは雪がザクザクになった斜面に踵を入れキックステップで下りる。
登りで苦しかった直登ルートも下りは踵のキックステップが決まり、足がほどよく沈んで下れる。

15:40 テント着。
お茶を飲み一休み。
徐々に陽が沈み、アーベントロートで雪面がピンク色に染まり美しい。
夕食はT氏から牛筋煮込み等、数々の差し入れがあり大ご馳走!
重たいビール、焼酎、梅酒を背負って来たかいがありました、Tさん御馳走様です。
食事の後もI氏・F氏の武勇伝で盛り上がり楽しいひと時を過ごし就寝。

4月10日(日) 3:00 起床
5:00 テント撤収
5:20 下山開始
6:00 八方池通過
無雪期は水面に白馬三山の姿を映す八方池もまだ雪の下、広い雪原です。
池の上を歩きながら白馬三山に別れを告げる。

6:50 八方池山荘到着
リフト運行は9時からのため、ゴンドラ駅までスキー場の脇を歩いて下る。
7:50 ゴンドラ駅に到着
8:00 ゴンドラ始発運行を待ち乗車

日帰り温泉「八方の湯」に立ち寄り、ゆっくり入浴し一路空いている中央道を走り抜け、14:30過ぎに新宿到着解散する。

記録 T.N



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