2016年6月4日
会津燧ケ岳

平成28年5月28日(土)~5月29日(日)
参加者 12名

5月の最終週、会津燧ケ岳へ行ってきました。天気は薄曇り、爽やかな一日でした。
燧ケ岳は標高2356m、尾瀬国立公園内に位置し尾瀬ヶ原を挟んで見える至仏山と共に尾瀬を代表する日本百名山、東北以北で一番高い山です。
燧という名前は、俎嵓(マナイタグラ)の東北面に現れる鍛治鋏すなわち「火打」の形をした残雪が由来らしい。
今年は例年になく雪が少なかったため、水芭蕉、ショウジョウバカマ、チングルマ、シャクナゲ、ワタスゲ等々、雪解けから初夏の頃までに咲く沢山の花々に出会うことができました。 出発前に読図講習もあり、尾瀬の景色、花々、下山後の温泉と盛りだくさんの贅沢山行となりました。

5月27日(金)22:00 武蔵浦和駅西口集合

5月28日(土)
1:30 道の駅アグリパルにて仮眠
4:30 道の駅出発
6:30 御池駐車場
広い御池駐車場にて読図講習。 国土地理院 1/25000の地図とシルバーコンパスを用意し「進みたい方向の確認、現在地の確認、
山座同定」コンパスの仕組みと基本的な使い方を教えてもらう。
GPS機能の付いた携帯電話があたりまえになっていて紙の地図を広げる機会が減っているが、バッテリーが切れやGPSが受信出来ない時もあるので
読図は大切、真剣に耳を傾ける。

7:30  準備完了。燧ケ岳目指し出発!
登山ルート 御池P 7;30 →広沢田代→熊沢田代→燧ヶ岳俎嵓 11;00→柴安嵓11;50 →俎嵓12;30 →熊沢田代→御池P15;00
御池駐車場の一番奥にある登山口から木道を少し行くと左へ入る燧ケ岳の標識がある。木道とごろごろとした岩の登り道が交互に続く山道を進む。
登山道脇の湿地に水芭蕉が咲いている。最初は大きくなり過ぎた水芭蕉だったが高度が上がるにつれ咲きはじめの可愛い姿の群生が随所に咲いていて
目を楽しませてくれる。傾斜が緩やかになり突然開けて池塘が点在する広沢田代の湿原に出ると5月の爽やかな風で山道を登ってきた汗がひく。

湿原の木道を進むと再び樹林の中に入り登りが続く。ヒメシャクナゲも花の盛り、期待以上の花山行となる。
4合目と5合目の看板を通り過ぎ北側を振り返ると広沢田代と共に会津駒ヶ岳が見える。
登り詰めると前方の展望が開け丸みを帯びた青緑色の燧ケ岳が目の前に飛び込んできた。熊沢田代に到着、木道の両側に池塘が点在する。
木道は傾斜があり滑り止めの桟がないので注意しないと危険だ。湿原、木道、花々、燧ケ岳を見ながら爽やかな5月の風のなかを歩く。
熊沢田代の湿原を過ぎ傾斜が急になり低木帯に入ると残雪の雪渓が出てきた。 雪はザクザクなのでアイゼンは着けない、滑らないよう慎重に雪渓を登る。

小さい雪渓を渡り、道はぬかるんだ所、岩礫・砂礫を繰り返して高度を上げるとハイマツも出てきた。
最後は赤土の急登になり巨岩が堆積した中を登ると俎嵓2346mの山頂に到着。
2等三角点と石祠が3基あり360度見渡す限りの大展望、眼下には尾瀬沼や尾瀬ヶ原の見事な眺めが広がっている。
西側には燧ケ岳の最高峰柴安嵓(シバヤスクラ2356m)が目の前にある。大展望を楽しみながらリンゴと塩キュウリで一休み、美味し~い!!
一休みしたら俎嵓から柴安嵓へ向かう。一旦、鞍部まで下りてそこからまた残雪の登り。柴安嵓は標高2356m、燧ヶ岳の最高地点。
俎嵓よりも広い山頂には墓石のような山頂石標が設置されている。三角点は無いが俎嵓より10m高い。 記念写真を撮り俎板嵓に戻り下山を開始する。ツボ足で登れた残雪の雪渓だが下山は用心して軽アイゼンを装着して下る。
熊沢田代、広沢田代と往路と同じコースを戻る。苔むした石や木の根で足を捕られないよう気をつけて下る。
御池駐車場に到着。

今回の山行は桧枝岐の民宿泊。
民宿「舟岐館」は当会での利用は3回目となるらしい。こざっぱりしていて、女将さんが気持ちよく迎えてくれる。
近くの「燧の湯」に入浴する。少し硫黄の匂いがするトロッとしたお湯で気持ちいい。
桧枝岐の自然を眺めながらのお風呂、贅沢です。
夕食は岩魚の甘露煮や山菜、鍋物、天ぷら、蕎麦などとても食べきれないほど出る。お米も美味しくて大満足。

5月29日(日)
8:00 ゆっくり朝ご飯をいただき民宿を出発、帰路につく。
13:30 武蔵浦和と松戸方面に別れ到着、解散となる。
記録 T・N



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