北八ヶ岳・天狗岳 

平成29年1月21日(土)~22日(日)

参加者 15名 

冬山入門として人気の高い北八ヶ岳の天狗岳に総勢15名の雪山山行を実施。

(黒百合ヒュッテ/黒百合平幕営)

《コースタイム》
〈1日目〉 渋御殿湯13:20 → 八方台方面・渋の湯方面分岐14:20 → 黒百合ヒュッテ15:45
〈2日目〉黒百合ヒュッテ6:00 → 中山峠 6:10 → 天狗の鼻7:40 → 東天狗岳8:00 → 天狗の鼻8:10 → 中山峠 8:55 → 黒百合ヒュッテ 9:00 → テント撤収下山 10:00 → 八方台方面・渋の湯方面分岐 10:40 → 渋御殿湯駐車場 11:50

八ヶ岳の冬は北アルプスや上越の山に比べ快晴率が高く、降雪量が少なく風が強いのが特徴。日本の屋根北アルプスの風下にあるため北アルプスに雪を降らせた乾いた寒気が吹きつけるので風が強い、体感温度も低くなるので寒さに関しては北アルプスより厳しくなる。今回、初日は晴れるも登頂日は曇りで強風が吹く気象条件、厳冬季八ヶ岳の厳しい洗礼を受けた山行となりました。

1月21日   (晴れ)
13時20分   渋御殿湯駐車場を出発。奥蓼科登山口からアプローチ、渋川を渡り樹林対をジグザグに登る。普段は岩がゴロゴロする道も雪があるためかえって歩きやすい。わずかな急登、緩やかな登りを繰り返しながら樹林帯を進む。 天気も良く、八ヶ岳ブルーを楽しめそう。明日も快晴と期待しながらオオシラビソやコメツガの深い針葉樹林を縫うように歩き、雪でおおわれた涸れ沢を幾つか渡る。

15時45分  樹林が開け黒百合ヒュッテが現れ黒百合平に到着。さすが人気のコース、大勢の登山客で賑やかです。 受付を済ませテントの設営。今回の山行は登頂に加え新会員にテント生活を経験してもらう目的もある。先ずは雪を踏み固め整地、これを疎か雑にすると居心地悪く使い勝手の悪いテントになってしまう。新会員に天幕やポールの扱いを説明しながら全員で2幕設営。 シェラフ等が無い新会員4名はヒュッテで素泊まりし、食事はテントとした。 雪山テントは雪を溶かしての水作りから始まる。小屋近くのテント場では小屋で水を買う選択肢もあるが、この水作り経験がいざという時に役立つ。自分が数年前に教わった事を後輩達に伝えながら不便ながらも楽しいテントの時間を過ごし就寝。

1月22日  (曇り)
4時   起床
6時   昨晩から続く強風の中、雪山用完全装備を整え出発する。 ヒュッテから樹林帯を少し行き中山峠の十字路に出る。十字路を右折し、森を抜け白樺と岩が点在する緩い斜面を行く。森林限界を越えて稜線に出ると遮る物が無く強風で身体がふらつく。 ここでアイゼンの具合が悪い会員に一名付き添い2名が下山。 雲と地吹雪で眺望無し、強風でバランスを崩さないよう進む。頂上手前の岩峰「天狗の鼻」付近の雪壁とトラバースが核心部、アイゼンで岩を引っ掛けないよう注意が必要。
8時   天狗の鼻を越え、東天狗岳頂上到着。 強風により体感気温は-20以下に感じる。 雲に覆われ眺望無く、寒すぎて集合写真を撮るだけですぐに下山する。

下山はアイゼン装着しての岩と雪ミックスの斜面歩きに慣れたのか問題無し、程なく樹林帯に入りホッとする。
9時  テント着
10時 テント撤収。山頂に行けなかったメンバーを含め全員で記念写真を撮り下山開始。
11時50分  渋御殿湯駐車場着 縄文の湯にて温泉につかり冷えきった身体を温め帰路につく。
17  新宿駅西口到着、解散する。

《係より》 寒風により指先や顔が軽い凍傷になった会員もおり、厳冬期雪山登山の厳しさを改めて感じました。今回雪山デビューした新会員の皆さん、お疲れ様でした。 雪山は天候により天と地の違いがあります。今回の経験により天気に恵まれた時の雪山はいっそう素晴らしく感じますよ。 新会員や女性陣をサポート、リードして下さった男性陣、弱音を吐かず楽しい山行に協力して下さった皆さん、ありがとうございました。

以上



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