戸隠山                    2017年10月28日土曜日

参加者 10名

台風22号接近の影響で天気が懸念されたが、内陸の長野なら土曜日は天気がもつだろうと判断し、北信五岳の一つである戸隠山山行を実施した。

戸隠のいわれは天照大御神の天の岩戸伝説にある。

天照大御神が天の岩屋(宮崎県高天原)に隠れこの世が真っ暗になった時、光を取り戻すために岩戸の前で宴を開いた。宴の様子を見ようと天照大御神が戸から外を覗いたとき、大手力男命(奥社の御神祭)が岩戸を引き開け投げ飛ばした。

岩戸は遠く信濃の山奥まで飛んで落ちた先を戸隠と呼ぶようになったという。戸隠高原から見る戸隠山の岩壁は岩屋の一部なのだろうか。

戸隠山は一般登山道とはなっているがクサリがたくさん取り付けられ、岩稜のナイフリッジなど危険なところも多いとのこと、予備にロープを持っていく。

奥社入口(駐車場) 6:00 → 髄神門 → 奥社6:30 → 百閒長屋7:30 → 蟻の戸渡り8:15  → 八方睨 8:35 → 戸隠山9:00 → 九頭龍山9:45 → 一不動10:30 → 牧場事務所12:00 → 奥社入口(駐車場) 14:00

10月27日 金曜日

武蔵浦和駅西口に22時集合、西浦和駅でテント等の共同装備をF代表よりお借りし、信濃町インターに向かう。

14:00道の駅しなの にテントを張り仮眠する。風が強く、テントが揺れる。

10月28日 土曜日 曇り

5:00 起床、テントを撤収して戸隠神社奥社駐車場へ向かう。

6:00 戸隠奥社入口から戸隠奥社まで参道を行く。途中に髄神門があり、立派な杉並木が続いている。入口から30分で奥社に着き、社務所の横から登山道となっている。道は最初から急登が続くが全員遅れることなく尾根に出る。

7:10 岩壁の基部の五十間長屋に着く。続いて百閒長屋の岩の下を通る。どちらもオーバーハングした岩が横に長く繋がっている。笹道を登り、小さな祠のある西窟を右に見て、5メートル程のクサリ場を登る。

小尾根のクサリ場と狭い岩尾根を次々の越え、胸突岩の長いクサリを登り切る。

8:15 いよいよ蟻の戸渡りである。

蟻の戸渡は幅 50センチくらいの岩稜が20メートルくらいの長さに渡って両側が切れ落ちナイフリッジになっている。大変高度感があり、つかまるクサリも無いので立って歩くのが無理な箇所は岩をまたいで越える。ガイドブックやヤマレコにある通りのスリルだ。蟻の戸渡りを越えるともっと狭い剣の刃渡りとなる。

慎重に歩を進め、万一に備えて持ってきたロープを張ることなく全員無事に渡りきる。

8:35 緊張するナイフリッジを越え、クサリをひと登りして八方睨に到着する。八方睨は名前のとおり眺めが素晴らしいとあるが、台風の影響で天気は下り坂。

景色は期待していなかったが意外に空が明るく西岳の向こうに既に雪をかぶった北アルプスの山々を見ることが出来た。

9:00 八方睨から30分で戸隠山山頂に到着。戸隠山と書かれた木柱を囲み集合写真を撮る。

山頂から一不動の避難小屋まで稜線歩きとなる。稜線の左側は穏やか傾斜の笹薮だが右側はスッパリと切り落ちた断崖である。稜線を縫うように笹薮に入ったり、断崖の縁を通ったりしながらアップダウンを繰り返す。

断崖から見下ろすと遥か下に奥社が見える。登山口から見上げたギザギザの稜線を歩いているのを実感する。

九頭龍山、屏風岩を通過。 正面には高妻山がドーンと立派だ。

10:30 急な坂を下り一不動の避難小屋の前に到着、小屋で大休憩を取る。

避難小屋前の高妻山と戸隠牧場との分岐を右の牧場方面へ下る。道が小さい沢状になり不動滝の上にでる。不動滝は右岸の帯岩をクサリを頼りにトラバースする。足場は切られているが濡れて滑りやすいので慎重に横切る。

急な斜面を降り、石がゴロゴロした沢を下り、クサリのついた滑滝に出る。さらに沢を右に左に渡り返しながら下って林の中の平らな道を行くと牧場に出る。草原を牧柵に沿って進む。

12:00牧場事務所に到着。予定より早い下山時間なので牧場入口の蕎麦屋に入り戸隠蕎麦を味わう。

蕎麦屋を出て戸隠キャンプ場のバス停広場から逆サ川沿いの遊歩道経由で奥社の入口に出る。

14:00 心配していた雨が降ってくる前に奥社駐車場に到着。

日帰り湯で着替える。途中道の駅で宿泊予定であったが台風の接近で夕方から雨になるため、その日のうちに武蔵浦和に向かうことになった。

途中事故渋滞もあったが 20:15過ぎに武蔵浦和に到着。F代表が待っていてくれ、お借りしたテント等を返却し解散する。

記録 T.N



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