阿弥陀岳北稜(3ルート)。

平成30年4月7日(土)~8日(日)。

参加者14名(右カンテ3名、左クラック4名、巻雪壁ルート7名)。

会として雪の阿弥陀岳北稜はアルパインの登竜門として度々来ているが、14名での挑戦は初めてである。1つのルートに多数で望むにはビレー点に溜めることが出来ない技術的な課題があるのと時間のかかり過ぎる事を考慮して、ルートを3つに分散して、ナイフリッジの終了点で合流する計画にした。

第一岩峰の基部まで全員で行き、此処より正面のカンテルートに3名Aパーテイ、其処から左に5m先のクラックルートに4名Bパーテイ、そして岩峰基部を廻り込み急斜面の雪壁ルートに7名Cパーテイを入れる編成とした。

A ,Bパーテイは1ピッチを伸ばしたら、ビレー点で合流し、其処から2ピッチ目の第2岩峰を7名でフィックスを張り、3ピッチ目のナイフリッジを更に伸ばし、2・3ピッチ目をプルージックで女性陣を通過させる。ここで終了。

一方Cパーティは第1岩峰の基部から10m廻り混んだ所にハーケンがあったので、此処をビレー点にして45mロープを伸ばし、フィックスを張る。女性5名が雪面をマッシャーで登り、ナイフリッジの終了点に到達し終了点。後は山頂まで15分をロープ無しで向かう。

記録

4/7土 晴れのち曇り。

新宿スバルビルAM8時――小淵沢インター経由――美濃戸AM11時45分-行者小屋PM4時▲。

4/8日 小雪時々曇り。

ベース▲AM5時15分―第1岩峰基部AM7時30分――阿弥陀岳山頂(CパーティAM9時30分、A・BパーティAM10時55分)――阿弥陀岳下山AM11時5分――中岳コルPM12時25分――

-行者ベースPM1時20分(テント撤収PM2時)――美濃戸PM5時――温泉経由-新宿PM10時。

記。

4/7。

新宿を朝8時に出発し美濃戸に昼前に到着。4月にしては暑いぐらい、赤岳山荘まで林道に雪は無し、南沢経由で行者小屋に向かう。途中から雪が出始めるがアイゼンを着けるほどでは無く、夕方4時に到着。都岳連の登山教室にテントが多数張ってある。

水が出ているとのことなので近くにテント2張を張る。夕方5時には張り終え、明るい内から夕食の宴の準備。7人用のテントに定員と装備で一杯になる。食事は女性陣によって手際よく行われ、初日の親睦会が9時まで行われ、明日の登攀に合わせて簡単なフリクションノットの結び方の講習を行い眠りにつく。

4/8。

夜中から雪が降り、寒気が入ってきているので、あられ混じりの雪でフライを叩き付ける音で目が覚

める。午前3時前に起床し外を見ると、さほど積もっていなくて5㎝ぐらい。雪は小雪が降っているぐらいなので行動に支障は無いと判断し予定通り迷わずアタックの準備にかかる。食事を終え、5時に出発。

ヘッドランプを付けて15分ほどで中岳沢から支尾根に入り急登を喘ぎながら登る。第1岩峰手前の急登はダガーポジョンで全員抜ける。小雪は相変わらず降っている。第1岩峰基部で3パーティに分かれ、各パーティ毎に行動する。Cパーティが早くナイフリッジの終了点に抜け、A・Bパーティがまだナイフリッジに達していないので無線で位置確認し、先に山頂へ向かう。

7人が無事に山頂に到着し、初めての冬のバリエーションに女性5人は歓喜。時折薄日が射したりして下界が見える。その内、山頂からA・Bパーティがナイフリッジの終了点に見えるようになり、コールを掛けエールを送る。寒さに耐えながら1時間30分待って14人全員が山頂に到着し感激する。無事に

バリエーションの冬の阿弥陀岳北稜を14人で登攀し終えた事を喜ぶ。記念の写真を撮り一般ルートを下山する。雪のある時は悪く、北稜以上に緊張しながら、中岳のコルに到着。寒いので雪崩れる可能性は低いと判断し一気に下降しベースキャンプヘ。テントを撤収し美濃戸へ。荷物を整理し温泉に入り、渋滞に巻き込まれながら夜10時に新宿に到着。長い1日を満足感にしたり終える。

記録 Y・F



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