小同心クラック登攀(リーダー実技研修)

平成30年7月15日(日)

参加者3名

リーダーの実技研修としてマルチピッチのダブルロープワーク・リード・ビレーのアルパインクライミングを八ヶ岳小同心クラックで行う。

コースタイム 天気 晴

新宿PM10時30分---美濃戸AM1時仮眠▲

美濃戸▲AM4時20分—–AM6時赤岳鉱泉—-小同心取り付AM8時—登攀開始AM9時―――横岳山頂PM12時50分――硫黄岳経由―――赤岳鉱泉PM3時30分――美濃戸PM5時-――鹿の湯経由―—新宿PM11時30分

記録

深夜、美濃戸の駐車場に到着。3連休という事で林道・駐車場は満車状態。1台の駐車場所があり仮眠する。4時過ぎに起き、準備をし赤岳鉱泉に向う。6時に鉱泉に着きテント場は連休で混んでいた。夏山が始まった感じ。

ハーネスを付け取り付きへ向う。大同心の基部近くでYOUTUBEで同じみのkuriアドベンチャーのK氏と言葉を交わす。大同心ルンゼへのガイドの下調べでルートチェックに来ているとのこと。大同心基部トラバース手前で抜き先に行かせて貰い、小同心クラック取り付きに到着。

3人の先行パーテイがおり1ピッチ抜けるまで順番待ち。1時間待ってからマルチピッチの本格的アルパイン初めてのNを1ピッチ目リードするよう指示。ダブルロープのランニングの取り方を説明し、2本の末端にTとFがビレーヤーとして繋ぐ。

ATCのビレーの仕方とエイト環の使い方の違いを説明し、ATCを使用する。

リードにはランニングビレーを岩で直ぐに取り安心を確保し逐次2本のロープを別々に残置ハーケンや岩で取るように声を掛ける。1ピッチ目は岩の脆い所があるので確実にホールドを確認して使用するように指示し40mで切る。

ボルト2本が入っているのでしっかりしている。次にTが攀る。1ヶ月前につづら岩でトレーニングはしたが本格的なアルパインは初めて。緊張してのクライミング。高度感と垂直感に慣れれば不安は少し消される。

直ぐに他の2人連れのパーテイが基部に到着する。1ピッ目のNのビレー点に3人が集まる。狭くて3人で一杯。

下のパーテイのリードが登って来ると留まれないと声を掛け待機願う。2ピッチ目はチムニーの核心部と言われるところ。Nがリードの研修という事で更に伸ばす準備するが2本のロープが絡み合いスタートできない状況。

2本が流れるように出来るまで時間を要す。アルパインでは次の事を考えてビレーをしなければならないことを学ぶ。下のパーテイには待たせてしまう。ゲレンデとは違う事を意識しなければならない。

2ピッチ目の核心部のチムニーで左のフェースにルートを取ったのは良いが高度感があるので抜けるのに時間を要す。其処を抜ければボルトの2本入っているビレー点に到着。

1ピッ目に比べれば岩はしっかりしている。3人揃うと一杯。また3ピッチ目の準備にロープ2本が絡み合い時間を要す。1本で攀じるときとの大違い。

10mm以下の場合のリードはダブルロープで攀じるのが原則。壁を登るという事は常に次のロープ工作を考えなければならない。

安定したテラスがあるとは限らない。谷川や剣は2人立つのがギリギリの場所はザラ。マルチピッチの経験を学んだと思う。3ピッチ目はTにリードをするように指示。

頭上の被った岩を攀じるようにルート指示する。初め迷っていたが此処以外のルートは無し。岩と言うのはフェースで200m下が見えて高度感があってもしっかりしていれば安全。

ましてクライミングシューズを履いていれば小さなスタンスに立てることを説明し、踏ん切りがついて攀じる。

3m攀じれば安定した場所に着き、その後はすんなりロープが伸び、20m弱で小同心の頭に到着。山頂が見え、頂上直下までロープを回収し、山頂直下30mをTがリードしビレーの準備が出来た段階でFとNが順次山頂に到着し、アルパインマルチピッチでのダブルロープリード及びビレー研修を無事に終える。

山頂でギャラリーからカメラに一緒に撮らせて欲しいと要望があり気持ちよく受ける。

クライミング中は5時間飲まず・喰わずで緊張感が解け大休止とする。山頂付近に積乱雲が出てきてので急いで硫黄経由で下山開始。赤岳鉱泉の近くの森林帯で頭の上で雷鳴が不意打ちに来て、一瞬腰を落としてしまう。

直ぐに鉱泉に到着し、美濃戸に急ぐ。雨が途中パラパラ降ってきたが、雨具を着けるには至らず横岳山頂から3時間強で美濃戸に到着。

途中、鹿の湯温より3連休の大渋滞にはまりなが都心を11時30分過ぎに通過し各自宅に送りながら深夜1時すぎに浦和に到着、前夜発からの長い1日が終わった。

記録 Y・F

 



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