米子沢遡行(巻機山)

平成30年8月25日(土)

参加者14名(男性:7名、女性:7名)

米子沢は新潟県の巻機山にあり緩やかで開放的、長大なナメの美渓である。

会の山行では(2016年9月3日)から二年ぶりとなる今年初めての沢登り山行であった。

今年は記録的な猛暑と台風の当り年となっており、台風20号が8月23日に四国へ上陸し西日本に更なる災害をもたらしていた。

その台風20号の影響で沢が増水しているのではと懸念されたが桜坂駐車場の管理人さんの話しでは新潟での台風影響はなく平年より少ない水量とのこと。遡行開始時の天候は曇り(厚い黒雲が垂れ込めていた)であったが徐々に晴れ間が見えてきて日差し暑く感じてきた。

行程の前半は水に濡れることも少なく無理せず高巻きを選択していく。後半はシャワークライミングの連続で皆が全身ずぶ濡れになったが寒さは感じずに歓喜の雄叫びと破顔で満ち溢れていた。

記録

8/24(金)22:00 武蔵浦和駅に集合・出発(車2台に分乗)

所沢インター ⇒ 石打塩沢インター

8/25(土)1:00 道の駅「雪あかり」で仮眠(テント1張りと車中)

4:00 起床しテント撤収後に登山口に移動

5:00 桜坂駐車場(各自朝食と沢装備準備)

※渓流シューズとギア類は全てここから装着

5:30 出発

5:50 入渓地点 しばらく水無しのゴーロ帯を歩く

6:40 大滝の右岸より大きく高巻き(高巻き道は急登だが良く踏まれている)

20分弱の高巻きで戻り、以後所々でトップのMが「お助け紐」出し安

全を確保しながら進む

9:30 トップの判断で左岸より大きく高巻きを開始したが熊笹の藪漕ぎを強

いられ今回の核心部となる

※2年前の記憶をたどると同滝は右岸側のルンゼをロープを張り登っ

ていた。後の祭りではあるが滝に近づきルートファイティングにもう少し時間をかけていたら別な判断になっていただろう。

10:30 ここまで流芯を避けへつる機会も少なく消化不良を感じ始めていたが

危険が少ないと判断した滝は積極的に水に挑み全身ずぶ濡れのシャワータイムの連続となる

11:30 避難小屋から5分の終了点に到着

各自 ギアの始末、靴の履き替え、着替え、水の補給と行動食の時間

12:10 避難小屋より下山開始

一時小雨になり雨具を着たがすぐに回復し雨具の脱ぐ

14:30 桜坂駐車場に戻り山行終了

後記

桜坂駐車場から温泉「駒子の湯」に向かうと突然の大雨になり山行が遅れていたら辛い下山になっていたと皆で安堵した。帰りの高速道路では渋滞もあったが予定より若干早い19時40分頃に武蔵浦和駅に到着し解散した。

2年前の山行では1名が滝壺に落下する事故(幸いほぼ無傷であった)を起こしていた為、その検証もかねていた。

夏の沢登りは楽しい(水が緩衝材となり怪我も軽減される期待も持てる)しかし怪我が軽微であったことはたまたまであり登攀には危険を伴うこと再認識したい。

今回はロープを使う場面は無かったがメンバー全員がロープワークの基礎技術を習得し少しずつステップアップした計画山行が出来る稜朋会になってきた。

代表も同じ思いで新会員のロープワーク技術向上のために別メニュー(個人山行)も行っており、リーダークラスの我々中堅会員も遅れを取ることは出来ない。

記録:M・S

 



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