『赤岳・真教寺尾根 山行記録』

平成31112日(土)~13日(日)

参加者:10

天候 :快晴

1/11()2200新宿西口集合

2台に分乗し出発→中央道須玉IC→道の駅みなみ清里(仮眠:寒さが厳しくテント組は十分な睡眠がとれず)500起床530発→600美し森ロッジ

<コースタイム>

1日目:美し森ロッジ(たかね荘)632738賽の河原745901牛首山9361413真教寺尾根分岐14311442赤岳山頂15091533赤岳天望荘(泊)

2日目:赤岳天望荘658730赤岳山頂738746真教寺尾根分岐7581049牛首山→1220美し森ロッジ(たかね荘)

<行動記録>

1日目:夜明け前632に美し森ロッジの登山者駐車場を出発。羽衣池を経て清里ハイランドパークのリフト沿いを登り賽ノ河原に。その後、原生林の急登が続き、結構きつく1名遅れがちとなる。

2時間半で牛首山に到着し、ここでハーネスを装着する。扇山へは少しの下りと平坦な道が続き安堵する。扇山から先はハーネスをつけ岩場に備える。展望が開けると、いよいよ鎖場など急峻な岩場が続く。

今回のお楽しみを迎えた。最初の鎖は、鎖の取り付き点までのトラバースを回避し、手前からロープを張りビナ通しで登る。

50mのロープで2ピッチを登ると、雪と岩とのミックスになるが、鎖を伝い攀じ登る。アイゼンを着けての岩場になる為、細心の注意を払い登った。天気は快晴!左手には大天狗、小天狗が聳え辿ってきた真教寺尾根や並行する県界尾根が望める。

権現からの縦走路に出る手前の岩場で下山する3名のパーティーとすれ違うが、明日ここを下ると思うと、とても心配になった。(実際はスムーズに下山できたが)

赤岳の山頂が目の前に迫り疲れも吹き飛ぶ。アイゼンを岩に引っ掛けないように注意を促し、竜頭峰を巻き込み、梯子を登ると感激の赤岳山頂に到着した。集合写真を撮り天望荘までの急な下りをゆっくりと慎重に歩き、1533に全員無事に小屋に到着した。

小屋では3人部屋、2人部屋をそれぞれ2部屋ずつの個室が用意されていた。食事はバイキング!豚の角煮やチキンのトマト煮の他、切り出した生ハムもありお茶やコーヒーも自由に飲める贅沢な食事を堪能した。

食後は1部屋に集まり1930頃まで懇親会を行う。荷揚げしたワインや日本酒で盛り上がった。

2日目:朝食もバイキング。雲海から現れるご来光や朝日を受けてオレンジがかる霊峰富士山に感動し658に小屋を出発する。

夜中に降雪が予想され、状況次第で下山ルートの変更も考慮したが、最高の天気に恵まれ計画通りのルートで下山となる。

最初は赤岳までの急な登りが約30分。脚には前日の疲れが残るが、一面に広がる雲海と八ヶ岳の山々やアルプスの山並みを堪能し感動の中登りきる。

山頂からは、いよいよ核心部である岩場の降り。ロープを張ることを想定したが、雪が少なく鎖が露出していた為、補助的に鎖を握り、アイゼンでしっかりと雪をつかみ慎重に下山する。

緊張はあるが、全員が危なげなく順調に下山できた。岩場の最後では懸垂下降に好適な箇所があり、雪の急坂での懸垂を安全と経験の為に実施する。全員がスムーズに下降し良い経験を積むことが出来たと思う。

快晴無風で待ち時間も気にならない程の天気だった。岩場を抜けても急な下りが続く。核心部を過ぎたことで、皆リラックスして雪道を堪能しながらの下山となる。

リフトの降り場を過ぎ、アイゼンを外すタイミングを計りながら歩く。いつもの事だが、外すとすぐに凍った道が現れる為、指示出しは慎重になった。ほぼ予定通り1220に全員が無事に下山した。

<総括>

雪山の季節1月の山行だが、今年は特に雪が少なく、岩場では露出した岩と雪のミックスの登り降りを体験でき、とても良い経験となった。

天候には恵まれすぎ!快晴無風で八ヶ岳ブルーを堪能する絶好の2日間となった。今回が雪山デビューのメンバーもいたが、これでは冬山に行った事にならないと皆に言われる程の好条件であった。

スタートから暫くして、コンデションが優れず付いていけないと弱音を吐くメンバーもいたが、Nリーダーの肯定的なフォローと本人の頑張りで、全員で無事に登頂・下山が出来た事が最高の成果である。常に全員で行動する当会の姿勢を確認できた山行であったと感じている。

反面、自己管理・自己責任・意識の持ち方について、それぞれが、団体の中でどうあるべきか?を再度強く認識すべき必要があると感じる山行でもあった。            

記録:K・T



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