残雪の富士山(富士宮口)

2019年5月18日(土)~19日(日)

参加者23

昨年11月に同じルートで予定していたが、例年より雪が早く、例年より早く通行通行止めとなり、富士吉田口馬返し側から7合目まで歩いた経緯がある。

会員の中には夏の富士は登ったが雪が初めての会員、全く登った事の無い会員など、機会があれば登りたいとの希望により残雪の季節に計画山行を組んだ。

例年だとゴールデンウィークは冬季通行止めが解除になる。今年は4月に積雪が有り、実施1週間前まで夜間のみ通行止めが続いた。実施2日前に電話で道路管理者に確認したら、通行が出来る旨を聞き富士宮口からの登山を実施するに至る。 

記録

5/18(土)曇り

新宿西口スバルビル前、9時出発(車4台に分乗)、御殿場インターまで順調に通過した。途中、富士山スカイラインへの入り口までの道路を見失い30分ほど時間ロスをするが午前1時前に5合目に到着する。

深夜の冬季トイレを確認するが鍵が閉まり使用不能となっていた。駐車場にテント2張を張り、高度順応を兼ねて3時30分まで仮眠する。 

5/19(日)曇りのち快晴

3時30分に起床し朝食を摂り、グループ毎に別れ5時前に各グループはスタートする。

ゲートをまたぎ山頂を目指す。6合目から積雪が出始め。アイゼンを装着する。天気は曇りがちであるが隙間から青空も見え隠れする。

AグループでKが体調悪いと訴えてきたのでスイパーのiに無線で連絡。暫くしてKからもう少し登りたいとの意思表示があったので継続してAグループ手山頂を目指す。7合目過ぎると天候が急速に良くなり真っ青の空。

正に富士山ブルーとなり、下界は雲海となってきた。初めての人含めて参加者全員感激する。此処まで良くなるとは誰も予想していかったから。雪は夏道も常時あり、アイゼンの登高が楽になる。8合目までコースタイムどおりで進む。体調が心配だったKも完全に戻った。無線で他のグループの様子を聞くと何れも皆、程度の差はあるが元気とのこと。

8合を越えると高山病の兆候が出始める、アクビが出て、頭痛が始まる。今回は軽い兆候はあったが、下山するほど重い兆候は見られない。

午前10時40分に快晴・無風の中、スイパーを除く22名全員が山頂の浅間神社に到着。硬い握手を交わす。自由に記念写真を思い思い撮り、日本最高位置の剣が峰に登りたい人を聞くと全員が行くとの反応。

体調不良がいないとのことの裏付け。この時は嬉しかった。 

4年前には全員が剣が峰に行かなかった。今回は何事にも嬉しがらせる参加者。良い山岳会の仲間達である。浅間神社から20分で剣が峰に午前11時20分到着。レーダーの跡の横で集合写真を撮り、下山し、再び浅間神社に戻り昼食兼ねて大休止。景色を堪能する。

次回に来たから晴れるとは限らない、誠に運のある仲間達である。山で多くの会員と共有できた《信頼の絆で繋がる時間に感謝》。

そして《自然と対峙し凛とする雪の富士山に於ける空間の透明感》に「ありがとう」と心の窓が叫ぶ。

午後12時、班毎のウェーブスタートでの下山開始。雪渓通しをアイゼン効かして一気に下る。快適である。穂高のときは雪が深く下山に足が取られ時間が掛かったが、富士山の積雪は風で飛ばされるのでさほど深く無く、快適な下山となる。

6合目でガスの中に入りホワイトアウトになり、ナビを見ながらルートを外さないよう指示し2時間強で駐車場に午後2時20分到着。最後のグループも3時過ぎに到着し、この頃から霧雨が降るなど気温も7度と下がってきた。

これも運が良かった。途中、裾野の温泉施設に入り着替えて、疲れがピークを迎えながら渋滞の東名を走り午後8時30分に新宿に到着し山行を終える。

                                記録 Y・F



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