世界自然遺産ぶなの白神岳と12湖(青池)

2019年6月15日(土)~16日(日)

参加者18名

青森世界自然遺産のブナの白神岳には期待が多かった。毎年6月には東北シリーズの山が企画にはめ込められる。

例年梅雨の天候に悩まされる6月に東北はわりと影響が少ない地域である。今まで東北シリーズは天候に恵まれてきた。しかし今回は天気情報で、本州地域は発達した低気圧の近づくことが流され、当然ながらも青森地域も含まれていた。

実施するか、中止にするか悩まされた。ギリギリまで天気図と予報との分析が四六時中行われた。雨の降るのは気象協会も民間のウェザー協会も同じ。降る時間が割れていた。昼からの雨予想と夕方からの雨予想。

低気圧の通る時間が読めなかったと理解している。恐らく参加者は情報で迷っていると察した。しかしながら問い合わせが係りからも含め一件も無かった。この時点で責任は全てリーダー判断の重さに係り外圧は相当なものである。

青森の西の果てまで行って、雨に打たれながらの行動が頭を巡らせると悩ましい。外圧に押されながら、雨は夕方以降と判断した。山から降りて、温泉に入る頃なら参加者から許されると考え実施に踏み切った。

あわせて、自然遺産である12湖の青池巡りは1ヶ月前の当初計画には無かったが実施5日前に企画に入れ、参加者から行く前に喜ばれた。行きたいと思う青森白神遺産。五能線の列車と白神海岸ラインのコラボがポスターに写しだされると行って見たい気持ちの心の高揚が高まる。

当会は山岳会、白神岳登るのがミッション。そして3週間前になると、係りが積極的に動き地元の海鮮料理の予約。日本海を見渡す海岸沿い温泉。そして道の駅の宿泊地の選定等、調べまくり準備が整う。天気だけは悩みの種。片道700㌔の過去一番長いアプローチである。

運転手は3台で女性含め10人なので、無理は無かった。車の整備にも慎重になる。そして、実施日を迎える。

記録

6/14・15 曇り

武蔵浦和 PM10時――白神登山口 AM7時45分—白神岳AM11時30分—登山口PM3時15分—12湖PM4時10分—温泉ハタハタ館PM4時50分—道の駅はちみねPM8時▲

6/16曇りのち雨のち晴れ

道の駅▲AM5時20分—浦和PM3時30分

詳細

6/14(金) くもり

武蔵浦和 夜10時18人揃い、車3台は静かに浦和をスタートする。予めブリーフィングした内容でドライバー交代を行いながら安全が最優先。東北道岩手県北上から秋田道に深夜3時過ぎに通過した。

6/15(土) くもり

途中夜が明ける頃、秋田市を通過、6時過ぎに男鹿半島近くの能代南に入り、高速道を終える。此処から一般道1時間で温泉と食事のハタハタ館を通過。更に20分で道の駅やつみねに到着。テントを張る位置などを下見をする。そして白神登山口に20分で到着。

天気曇りがちであるが日本海は明るい。意外に夕方まで心配ないかもと考え出す。関東地方は大荒れでも、東北の青森までは天気か崩れるのに時間が掛かるのかもと話題は明るくなる。

広い駐車場にトイレも整備され、既に10台以上止まっている。出発準備して計画予定より早く7時45分にスタートする。自然遺産ブナ林の中を楽しく歩く。標高差1000mを4時間強で登る予定。

途中高山植物が多数見られ、雨の心配も遠くなるとなるとテンションは上がってくる。寝不足を心配していたが、体調不良も無く遅れる仲間も無く3時間急登をすると視界が一気に広がり、足元に青森日本海が目に飛び込んでくる。‘絶叫’が上がる。カメラが一斉に出される。

この時点で企画の70%はクリアしたと感じた。避難小屋が見える稜線に出ると山頂まで30分足らず。遠くに青森名峰岩木山が見える。山頂に到着4時間30分。しっかりした登山の必要な山だった。

200名山には持った無い山の景色。遠くには山形名峰鳥海山が海沿いに見える。雨が降ったら全ての期待が崩れてしまう。特に海沿い山は風に左右されガスの発生が多い。今回は風が南風なので運があった。

山から東風。つまり冬の季節風は海からの西風なので、山に雪をもたらし白神山は荒れ、降水量が多くブナの木を育てる。自然遺産にも登録される所以であろう。

山頂を後に、一気に下山する、途中、天気が夜まで持ちそうな明るさなので今日中に自然遺産の12湖に行こうと提案がある。反対者なし。反対したら間違いなく、白神山に置いていかれる。

駐車場に午後3時過ぎに到着し荷物を整理し、自然遺産12湖に30分で到着。12湖と言っても湖ではなく沼である。一部は車で廻れる。そんな訳で、焦点を絞り12湖のうち一番美しいと言われる青池に歩いて向う、直ぐに到着。さすが青く綺麗。

水そのものが青く染まっているのでは無く、深さに光の屈折で青く見える。海の青さの所以である。そんな道理を調べに来たのではない。ポエムの世界。沼の近くのユーミン谷。青森には青池がある。埼玉所沢にはユーミン谷の池がある。しかし、青森には勝てない。

千葉のデズニランドにも勝てない埼玉と同じ。プライドだけでは勝てない。

‘白神万歳’と小さな声で青森にエールを送る。そして‘天気よありがとう’と言いながら、12湖を後にする。40分で温泉と食事のハタハタ館に到着。日本海が見える海岸線の温泉。広くて500円で安くて良い。露天まで有る。やっぱり青森が良い。埼玉はスーパー銭湯しか無い。

入浴後、予約してある、食事どころに行き、稜朋会様と看板が張り出され、マジにツアー会社稜朋となってしまった。海鮮丼を賞味し6時40分に温泉場所を離れ、ガソリン補給して道の駅に戻る。

8時過ぎになっても雨が降らない。運がある。東屋が有るのでブルーシートを敷き懇親会を10時まで行う。海岸線なので風は有るが寒くは無い。大盛り上がり。10時過ぎに片付けてテントを二張り、雨を警戒して東屋の下に張る。

テント組以外は車に分散。夜中に強い雨が東屋の屋根を叩く。風も物凄く強い。それも深夜2時過ぎには雨が止み、風が強いだけ残る。

6/16(日) くもり後雨のち晴れ

朝4時前に起床。雨が降っていないのでテントを畳み朝食を作り、5時20分に青森白神を後にする。途中福島辺りまでは雨が強く降ったりしていたが、関東地方に入ると夏の日差しが射し、最後まで傘の出番は無かった。

浦和に3時30分に到着し1400㌔の東北シリーズの登山も無事終えた。

記録 Y・F



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