前穂高岳 北尾根登攀(個人山行)

817日(土)~18(日)

参加者:2

<行動記録>

8/16(金)武蔵浦和集合21:00→25:00頃、沢渡第3駐車場着(車中にて仮眠)

8/17(土)バスにて上高地へ

上高地6:20→8:40横尾→11:15涸沢ヒュッテ(泊)

(明朝夜明け前に出発の為、夕飯前に5・6のコルへの取付き点を確認に行く)

8/18(日)涸沢ヒュッテ3:45→5:00 5・6のコル5:20→11:20前穂高11:50→14:00岳沢小屋14:15→16:10上高地

タクシー(相乗り)にて沢渡駐車場まで

<北尾根登攀>

◇5・6のコルまで一部雪渓が残るが、ルート上に雪はなくアイゼン不要。

ガレた急登で体力を消耗する。ここはゆっくり過ぎる位に登り、核心部へ体力温存する。

一般登山道ではないので整備されていないが、クライマー道のようなものがあり、そこを歩けば比較的歩きやすい。

◇5峰

ところどころ手を使う岩場の登りだが、階段状で問題なし。

◇4峰

浮石や落石に注意が必要。過去には落石での重大事故も発生している。

ロープを出すまでではないが、それだけにスリップは許されず、神経を使うところ。

◇3峰

いよいよ核心部。クライミングの準備をし、シューズも履き替える。

取付きから10m位は普通に登れるが、その後奥又側に巻き込んだ後の切れ落ちたクラック状の垂直の登り、その後のカニの横ばい並みのトラバースは、初端からかなり緊張した。

滑落を恐れ、中間ビレイを頻繁に、しかも鋭角に取り過ぎた為、ロープの流れが悪くなってしまった。その為に50mいっぱいにピッチを切りたかったが、40m位の箇所になった。

その後もルンゼからクラックの走った凹角など核心部!が続き、岩場の登りを十二分に堪能した。

◇2峰

途中ルートファインディングに迷ったが、涸沢側に巻いてピークに到着。

2峰ピークを前にして、集中が途切れてしまう。今の力では限界か?体の疲労よりも気持ちの疲労が大きな事故につながる気がして、トップをYFにお願いする。

ピークには残地スリングがかかっており、約10mの下降。クライムダウンも可能だが、安全に懸垂下降する。

ここで、シューズを履き替えロープも収納。

◇本峰

急な斜面はなく、前穂高山頂を目前に、達成感に満ちた歩みとなる。

<下山>

岳沢を下り上高地へ。前穂高から紀美子平へは一般道とはいえ、かなり険しく慎重になる。

<感想>

当初計画の8/14~15が台風で中止となったが、スケジュールを変更して臨んだ今回の登攀。

涸沢から眺めていた荒々しい尾根にチャレンジできるチャンスに、かなり緊張して臨んだ。

ハイキングルートとは異なり、誤った選択をすると身動きが取れなくなる為、ルートの選択にはかなり神経を使った。

後続者がいなかった為、マイペースで丁寧に登れたが、後ろから急かされた時には、登りが雑になってしまう気がした。動じない、焦らない神経と迅速な動きはとても重要と思った。

経験豊富なYFがビレイしてくれている安心感で思いきり登ることが出来、感謝している。

山頂での達成感。前穂高山頂からの眺望は、過去の登頂時と同じはずだが、今回はより絶景が広がっていた。

これだから山はやめられない!

                                   KT記



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