秋の裏妙義

2019年10月27(日)

参加者:20名

<行動記録>

10/26(土)武蔵浦和集合23:00→道の駅みょうぎ0時30分▲仮眠

10/27(日)▲道の駅6:00→旧国民宿舎6:40→丁須の頭9:00→三方境13:10→旧国民宿舎15:10→武蔵浦和19:10

記録

台風上陸が多い今年は山岳地帯に致命的な影響及ぼしていた。アプローチの道路崩壊が実施を躊躇または中止に追い込み、係りは現地の役所に情報を求めた。

下仁田地区は大きな道路崩壊は無く、実施には影響なかった。武蔵浦和を夜11時に出発し2時間弱で仮眠場所の道の駅みょうぎに到着しテント3張を建て直ぐに就寝。朝は明るくなるまでゆっくり寝る。朝食を摂り明るくなった6時に車は妙義湖に向う。

既に廃館になった国民宿舎には30分で到着する。10年前に6人で来たときは雨で国民宿舎の東屋にテントを張り夕方から懇親会で酔いつぶれた。翌日晴れたので二日酔いで登った思い出が有る。

今回は曇りで午後から晴れる予報なので安心して出発準備をする。ハーネスを付け予定より早めに出発する。連日の雨で沢の水量は多い。

一部渡渉が有るが支障は無い。裏妙義は表妙義に比べると沢沿いに登っていくので変化が有り飽きない。反面滑りやすいので注意が必要である。鎖場が出始め注意の激がリーダーより叫ぶ。

一箇所鎖場で立っている所があり、岩が濡れて危ないと判断し、ロープを張りプルージックの活躍である。此処を抜けると幾つかの鎖場を越えながら、沢沿いを登っていく。夏ならヒルが出そうな雰囲気。2時間半弱で丁須の頭近くのコルに突き上げる。

トラバース気味に岩を巻くと丁須の頭が眼前に現れる。丁須の頭の肩まで登り、残り5mのハンマー部分は鎖は有るがハングして危険なので登らず集合写真を撮り、景色を堪能する。此処から三方境に向って縦走する。

途中チムニーの50mの鎖場有り、懸垂下降の復習兼ねて、ロープをセットする。剣の源次郎尾根より長さは有り、勾配も全く違うほど立っている。エイト環に荷重掛けると自然に流れて行き、懸垂下降の復習には適している。

時間が掛かるので、10人降りたら、先行して先に進ませる。1時間弱で大岩壁のトラバース場所に着く。鎖がセットしてあるが落ちたらアウトなのでビナ通しで進む。50mはある。雨が降ったら嫌らしい場所である。

チムニーの鎖場と此処のトラバースが表妙義より難しいと言われる理由であろう。大トラバースを抜けるとスラブ岩を斜上する鎖場である。スタンスが小さく、アルパインの復習には適している。

腕力に頼る場所である。雨だったらぞっとする。戻るに戻れない。

此処を通過し稜線に出てやっとホッとし大休止となる。浅間が良く見えるほど晴れ渡ってきた。三方境まで1時間強である。森林帯に入り、危険な岩場は終了する。

森林帯に入ってトレランコースのようにハイペースで歩行する。三方境でチムニーでロープ回収などに時間を要している後続グループを待つ。30分待っても合流しないので後続にはリーダー2人がいるので任せて、先行パーティは1時間20分掛けて国民宿舎に向って下山開始する。

歩きやすい登山道に早足で下降し、午後2時40分に到着し、荷物を片付けながら後続パーテイを待つ。30分遅れで合流し、20人全員の無事を喜ぶ。計画通りの時間で終える。温泉に入っていると遅くなるのでそのまま、帰京し夕方7時過ぎに武蔵浦和に到着し解散する。

夜、表妙義の相馬岳側で単独男性が鎖場で転落死したニュースを聞き、また今年も転落死を起していると、昨年も金銅山側で転落死をしており、当会が登っている日は転落死が重なる。

時間掛けても転落防止のロープワークの技術を屈指して登るように山岳会は啓蒙しなければならないと感じる。単独登山をやめるように岳連は指導しており、それでも減らない単独登山者と未組織グループ登山。

自己責任という言葉では簡単に済まされない事は、当会の7月に起きた教訓として頭に刻み込まれている。

事故は如何なる場所でも起きるので、しっかりした技術指導の元に登山を楽しんで欲しい。

                               記録 Y・F



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