厳冬期の浅間山(黒斑山・蛇骨岳)

2020年2月1日(土)

参加者 17名

行動記録

1/31 武蔵浦和23時–軽井沢インター経由–木村会員別邸AM2時仮眠

2/1 木村邸AM6時30–AM7時45分高峰高原ビジターセンターAM8時15分–AM10時15分黒斑山AM10時30分–AM11時15分蛇骨岳AM11時20分–黒斑経由–PM1時40分ビジターセンター—温泉経由–PM7時武蔵浦和

昨年に続き、冬の浅間山に。今回は高峰高原経由の黒斑山と蛇骨岳に。例年より雪が少ないと思ったが4、5日前に関東地方に降った雨が信州では雪になった事で、予想に反して雪は多かった。

武蔵浦和を夜11時に出発し軽井沢のK会員別邸に向う。軽井沢インターを出て、別荘地に近くなると道路に雪が出始める。安全の為に急遽、真夜中でのチェーン装着となる。

時間は10分程度で終わる。別邸に深夜1時45分に到着し居間のフロアーに17名が思い思いにシュラフを敷き雑魚寝となる。床暖房を入れたので寒さは感じない。

朝5時半に起きて、軽く朝食を摂り、小雪が舞う中、6時30分過ぎに別邸を後にする。

夜が明ける頃には小雪もやみ、時折青空が見え始め、気持ちの上でホッとする。

チェーンを着けての雪の無い道路は身体中に振動が伝わり、人間ダンパー。1時間程で高峰高原ビジターセンターに到着。青空が広がり期待に膨らむ。30分で準備を整えリーダーからの注意説明があり、出発する。気温氷点下8度。風か少しある。森林帯の中、雪を楽しむように進む。ラッセルと言うほどでは無い。

森林帯が一時的に切れると風が強く、体感温度が下げられる。富士山や八ヶ岳が青空に映える。しかし浅間プリンの全体が見えない。北風が当たるので独立峰特徴の雲が沸いてしまうのか。一方で樹林帯に入るとモンスターの産声が上がっている。雪国の蔵王や西吾妻なら大きなモンスターになっているであろう。

浅間山は雪の深くない地域であるが、今年は雨が多いので其の分モンスターが出来やすいのかも知れない。自然とは予想しない顔を見せる。だから面白い。

トーミの頭に到着すると景色が一気に広がり、雪山『万歳』と叫びたくなる。

トーミの頭から暫くして黒斑山山頂。森林帯ではあるが景色は浅間山が見えれば救われるが山の女神は微笑んではくれない。小休止して蛇骨岳に向う。30分ほど尾根の上下を繰り返し山頂へ。記念写真を撮り黒斑山に戻る。

雪のトレッキングを楽しむ。遅れる参加者もなく冬の浅間山を楽しみながら下降を続ける。トミーの頭で浅間プリンの姿を期待したが全容は表わさなかった。次の機会に期待しよう。一気に温泉モードに切り替わる。

森林帯の中に入ると気温が低いので、雪の表面が乱反射でダイヤモンドの様に眩しい。

自然とは人間の心に安らぎを与えてくれる。ふと、隊列から遅れ、自然の懐に己を置き、時を止め、我を忘れ、母親の胎内にいる安らぎを覚える。そんな自然との対峙。雪山の厳しさは時に人間の自我にむちを打ち懺悔をさせる。

其の懺悔から開放されると女神は微笑みを与えてくれる。人間の欲を排除してこそ、真の価値が見えるのだと山が教えてくれる。「自然よありがとう。そして雪山よありがとう」そう叫びながら、現実に戻り帯列に復帰し駐車場に着く。荷物を整理し温泉に入り、再び欲への世界に戻る。

それは競争社会への現実であった。武蔵浦和に到着し、再び生きるための現実の世界に迷い込んでいった。

記録 Y・F



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