『雪の平標山』

3月7日(土)

メンバー:21名

集合:3月6日(金)23:00 浦和駅東口バスロータリー(一般車降車場)

【行動記録】

■3/6(金)

浦和駅23:00-関越道・越後湯沢インター経由-平標山登山口近辺駐車場-2:00仮眠

■3/7(土)

4:50起床⇒7:00平標山登山口⇒7:32河内沢/ヤカイ沢分岐⇒10:50平標山尾根⇒11:15平標山山頂11:45⇒12:21平標山の家⇒14:55平標山登山口⇒温泉経由⇒19:41武蔵浦和駅

【行動詳細】

■3/6(金)晴れ

23:00前に全員浦和駅に集合し、予定通り23:00に出発した。その後、関越道に入り上里SAにて運転者交代を実施。2:00前に平標山登山口近辺駐車場に到着した。満天の星空の下、テントと車にて仮眠。仮眠中は氷点下の為、メンバー各位には眠れなかったとの報告が多かった。

■3/7(土)晴れ

4:50起床し各テントにて暖かいお湯を沸かし、各位は暖を取りながら朝食を取った。火の温かさに感謝しつつ、暖かい飲み物、カップラーメンにて身体を温めた。

7:00予定通り、三国小学校横の平標山登山口から登山開始。朝日が進む方向から昇り始め、まるで山の神が祝福してくれている様であった。心の中で「おはよう」と静かに呟いた。

7:32河内沢/ヤカイ沢分岐に到着した。最初は、河内沢側に歩いたが、すぐに違うことが解り、ヤカイ沢側に進路を取った。

この気付きも山の神の祝福によるものであろう。さあ、冬時期の直登ルートであるヤカイ沢ルートに足を踏み入れよう。程なく進むとラッセルが必要となる箇所が出てきた。その時、ラッセル部隊出動の要請がかかった。

【ラッセル部隊とは】

主に44期、45期にて構成される部隊の事である。要請の任が下させた場合は、敏速隊列の、前に加わり阿吽の呼吸の元、速やかにラッセルを遂行する人員の事である。

約10名にて構成されるラッセル部隊を先頭に、直登ルートを進む。交互にある程度の時間を目安に先頭を入れ替えながら元気よく進む。

途中、ラッセルの御代わりを所望する人員も居たが、今後の積雪具合を鑑みエネルギーを蓄えて頂く事とした。先頭を入れ替えながら進む内に、44期生である小生にも任務が下された。早速任務を遂行する事とした。

ヤカイ沢ルートは徐々に斜度が上がり始め、後ろを振り向くと急登である事に気付く。交代の依頼を部隊の仲間から受けたが、ここは、山行担当の特権としてラッセルの御代わりを数回させていただいた。

ラッセルの御代わりを所望していた同隊のA氏は、申し訳ないが充分味合わせて頂いた。次回山行以降でラッセルを堪能してもらいたいと思う。

急登を登り平標山支尾根の前では、雪の質が変わりだした。表面は凍って、中は柔らかい状態、ストックを刺すと独特の感触である。まるでスイーツの「クリームブリュレ」の様である。

山に住まう「妖精」からの贈り物であろうか・・・?妖精からの贈り物である自然のスイーツをストックで堪能していたら、皆から遅れを取ってしまった。さあ、急ぐとしよう。

急登が終わりきる寸前に、空を見上げると急登を登りきった労をねぎらう様に、「ブロッケン現象」による虹の祝福を受けた。ここでも心の中で叫ぶ「山の神、妖精よ、ありがとう!!」

10:50平標山尾根に取りつく。ここからは山の名前の様に平らな稜線が続く。それと同時に強い日差し、強風に見舞われた。しかし、周りはサングラス無しでは困難ではあるが、素晴らしい白銀の世界。あまりの美しさにサングラスを何度か外し裸眼で楽しんだ。

11:15平標山山頂に到着、360度パノラマの白銀の世界は、参加者全員の頬を緩ませた。本当に良い山である。

私は心の中での感謝では足りないと思い、皆から少し外れ羞恥心を取り去り、感謝の意を大声で叫んだ。「山よありがとう!!」返事は返ってこなかったが、頂上へ至る工程での色々な体験は、山の神、妖精からの答えであろう。

平標山山頂11:45出発、ここで初めてアイゼンを装着した。そして、気持ちよく下山を開始する。遠方の山々迄見渡せる最高の下山の開始である。本当に気持ちの良い山である。

12:21平標山の家に到着。しばしの休憩を取り下山を開始。雪深い谷を進む。途中ルートを見失うが、地図アプリと経験者の知識。

そして妖精の導きを受け安全に下山。途中でアイゼンを外し、足元に気を付けながら、14:55に平標山登山口に到着。皆笑顔で労をねぎらった。私は静かに目を閉じて感謝の意を、山の神、妖精に伝えた。目を開けると皆出発の準備を整えていた。数秒のつもりが、数分目を閉じていた様だ。さあ急ごう

そして、途中、温泉に立ち寄り皆で身体の疲れを癒した。下山後の温泉は格別である。

その後、関越道を通り19:41武蔵浦和駅に到着した。

数えきれない祝福を受け、全ての工程を事故無く全てを完了した素晴らしい山行であった。次への山行への期待を胸に筆をおこうと思う。

その前に一言、、改めて「日本山々は素晴らしい!!」

記録:M・A



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